新しい時代の始まりと共に、新しい家づくりも始まりました。
『え?横浜の会社が世田谷まで?』なんて言われそうですが、グーグルマップによると、当社から横浜新道、第三京浜を使うと、玉川インターチェンジまで26分。
渋滞も比較的少なく、案外近いのです。
ご依頼いただいたのは、お建て替えの現場、早速ご覧いただきましょう。
道路から少し上がっていて、地下車庫があり、外階段から玄関を通って屋内に入るスタイルです。
東京都は3階建てが建てられる地域が多いですが、こちらは閑静な住宅街。
3階建ては建ちませんね。
両隣の建物も含めて、屋根の勾配が右上から左下へ流れています。
お隣りの家への、南側からの日の光を確保する為に、法律で決められた北側斜線と言われるルールに従って建っています。
当然ですが建物の高さ=上限が決まってくるというわけですね。
こちらが正面。
車庫があって、階段を上がって玄関へ。
このレイアウトから、玄関を地下に設置し地下車庫と玄関を並べます。
こんな感じに。
こうすることで、雨が降っても外階段を使うことなく、地下車庫へダイレクトに行けるようになります。
地下車庫の横に玄関を設置するために、地下の範囲を赤囲み程度に拡げます。
『ん?でもこのまま玄関造ったら、あまりに背が低いんじゃない?』
と気づいた方は、すばらしい。
その通り、元々の地下車庫の高さがそれほどないので、このままでは玄関分の高さを確保できません。
また、地下車庫ももう少し高さを確保したいところです。
『それなら地下部分の高さを上げればいいじゃないか!』
と思われそうですが、冒頭、高さの上限が決まっています、というお話をしました。
地下の高さを上げれば上げるほど、1-2階の高さが食われるというわけです。
さあ、どうしましょう?
こうしましょう、
わかりにくいかもしれませんが、道路から建物が始まるところまで、緩やかなスロープをつくります。
この写真では左手玄関前は階段にしていますが、今回は全面スロープで道路面よりも45cmほど下げる予定です。
たかが45cmと侮ることなかれ。
この45cmによって、地下の高さを2m以上確保でき、十分に玄関がおさまるようになります。
さらにこのスロープが来客用の駐車スペースにもなるんですね。
名付けて『一石三鳥大作戦!』といったところでしょうか。
左に少しだけ見えている車の車高を見ると、現況の車庫は物足りないですね。
所有できる車の車種がかなり限定されそうです。
そんなご不便を解消すべく、地下車庫の解体へ。
年内の完成を目指して、いよいよ工事がスタートします。
この場で引き続き工事の進捗をお伝えしてまいります。
乞うご期待!
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