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建築ブログ

01.05 | 未分類

2024年、始動。

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

周知のとおり、元旦から悲惨な天災が発生してしまいました。

被害の全貌はまだ明らかになりませんが、NHKによると、石川県だけで亡くなられた方が84名、安否が確認できていない方が179名いらっしゃるとのことです。

人命を危険にさらす、家屋の全壊も、全体数を把握するにはまだまだ時間がかかるほどに多数出ているようです。

発生からすでに4日が経過しましたが、一人でも多くの方のご無事をお祈りするしかありません。

 

近く、首都直下地震や南海トラフ地震が発生する!

といわれている我々も、他人事ではありません。

今できること、やるべきことは何か?

先ず、古い家、耐震性に問題があるのではないか?と思われる家にお住まいの方は、すぐにきちんと診断をし、危険が高いなら対策を講じるべきです。

例えば、横浜市なら、古くて危険が高い家なら、無料で耐震診断を行い、耐震性が基準以下であれば、耐震工事の補助金を出してくれる制度があります。

上図をタップ、またはクリックするとリンクします。

古い家にお住まいの方は、高齢者が多く、手続きが複雑でうまく進まない場合が多いものです。

そんなときは、ぜひご親族様がフォローしてあげてください。

 

天災は地震だけではありません。

この機会にハザードマップを見直されることもお勧めします。

 

ハザードマップポータルサイト

これまで100〜200年に一度の大雨を想定していたハザードマップ。

過去に例のない大雨が降るようになり、近年1000年に1度の雨を想定するように見直されています。

ビフォー

従来のハザードマップでの洪水による浸水想定地域は上図でしたが、

アフター

見直されることによって、大幅に浸水想定域が広がっています。

ハザードマップポータルでは、洪水の他、土砂災害、高潮、津波、道路防災情報、地域分類と、複数の情報を得ることができます。

例えば、ご自宅近くの洪水による被害を見ると、

洪水リスク

このように表示され、この例だと、最悪の場合床上浸水3メートルまで上がることが想定されています。

3mまでなら、2階以上に避難ができるのであれば、避難所に行くよりも在宅避難の方が良い、という判断もできます。

一方で、5mまで浸水する可能性があり、2階建ての家に住んでいるのであれば、これは早い段階で安全な場所に退避する必要があります。

ならば、洪水が来た時に避難できる場所はどこなのか?あらかじめ調べておけば安心です。

また、地形分類では、ご自宅の成り立ちや、それに伴う自然災害リスクなどが表示されるので、より理解を深め、災害が起きた後の予測などに役立つ可能性があります。

地形リスク

いずれにしても、なにも想定しないまま、天災が発生してしまうと、悲惨な状況を招く可能性が高まります。

できることは限られますが、今できることをきちんとやっておくことがとても大事だと思います。

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