建築ブログ

『地下室地下車庫のある家』＠小田原　完成までの道のり

先月完成した、『地下室・地下車庫のある家』＠小田原。

完成までの道のりをご紹介いたしましょう。

擁壁のある現地

高低差のある土地の分譲でしたので、擁壁や外階段が既にありました。

この高低差を活かせば、『青空駐車場＋外階段の家』ではなく、『地下室＋地下車庫＋内階段』の家が建つと、

当社を選んでいただきました。

地下掘削中（道路方向を見たところ）

まずは地下部分を造るため、掘削工事から始まります。

電柱を埋め込む時にも活躍します

H鋼を埋め込むため掘削します。

モンケン

スクリューで掘削して、途中から重りで叩いてH鋼を打ち込む工法、オーガーモンケン工法です。

捨てコン

地盤強化を行い、高低差があるのでH鋼を斜めにして、壁面を支えています。

打設完了

地下部分のコンクリートが打設されました。

赤丸で囲った部分は、木造部分のホールダウン金物と結合するアンカーボルトです。

上棟に向けて

骨組みが立ち上がりました。

完成した外観の面影が見て取れます。

吹き付け断熱-壁

断熱工事、内装工事、諸々の工事を経て、（実際にはかなりの日数を要しますが・・・）

完成外観写真

完成しました。

改めて、混構造の地下室地下車庫を見ると、地下部分が家の巨大な土台になっています。

コンクリート構造になるため、構造計算も必要になりますし、これだけしっかりした土台ができれば、

大きな地震が来ても安心です。

『地下室・地下車庫のある家』は、どうしてもその機能性ばかりに目がいきますが、頑強な造りになる、

という副次的なメリットも大きいのです。

人気の　『地下室・地下車庫のある家　混構造』。

現在も建築中です。

年末も迫り、多忙につき写真でご紹介できないのが残念ですが、近く、建築中現場のご紹介を

行ってまいります。