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建築ブログ

02.17 | RC造

『狭小地に建つRCの家』@川崎市中原区

2週連続の大雪。皆様、ご無事にお困りごともなくお過ごしでしたか?

雨も現場の作業を止めますが、雪が降れば同じように外の作業は行えません。

 

雨と違い、雪はやんだあとも積もった状態で残る場合があります。

その間、継続できない作業も結構ありますので、雪は雨より厄介かもわかりません。

 

早く溶けてなくなることを期待するのみですが、水曜日も雪?! の天気予報。

ぞっとしますが、めげずに前に進むしかありません。

 

さて今日は、『狭小地に建つRCの家』@川崎市中原区 をご紹介します。

 

54㎡の敷地に建てた、3階建ての住宅です。

 

外観模型

外観模型

建ぺい率60%、容積率160%をフルに利用し、居住面積を確保しました。

特に延床面積は87.2㎡と、159.77%まで利用しています。

 

2階LDK

2階LDK

 

赤い矢印の方向には鶴見川の支流が流れ、その両サイドは桜並木になっています。

2階、3階の西側の窓からは、その季節になると、それはもう、大変見事な桜を鑑賞することができるそうです。

大きな窓を2つ用意しましたので、ダイニングからもリビングからも、キッチンで家事をしながらも居ながらにしてお花見を楽しめます。

 

3階

3階

3階は、洋室とお風呂、洗面脱衣室、洗濯機置場などがあります。

一般的に狭小住宅街は、敷地いっぱいに3階建ての家が立ち並ぶケースが多く、洗濯物を干す場所は日当たりの良い3階になる場合が

多いようです。

建売住宅などでは、お風呂や脱衣所、洗濯機置場は1階に設置する、というのが一般的かもしれませんが、これですと、洗濯した衣類を

3階まで運んで干し、乾いたらまた下の階の各居室にしまわなければなりません。

3階にお風呂、脱衣所、洗濯機があると、家事の負担がかなり軽減されますよね。

 

さて、川に近い現地は、大雨による浸水の危険があります。

過去にも何度か、浸水した経験があるとか。

そこで今回は、グランドレベルよりも1mほど1階を高くし、万が一川があふれても、簡単には床上浸水しないよう、配慮しています。

外観模型2

外観模型(矢印部分が1メートル)

1階の下、1メートル+掘り下げた部分は、高さ140cmのピットと呼ばれるくぼみ部分になっていて、普段は収納として活用することも可能です。

実は当現場は、既に着工し、そろそろお引渡しが近づいてまいります。昨年後半から業務が重なってしまい、

施工現場のお写真の手配が滞っていました。

 

来週くらいには、完成した実物のお写真をご紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

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