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建築ブログ

03.07 | RC造, 地下室・地下車庫

地下室のあるRCの家@藤沢続報

日中は少し暖かくなってきたでしょうか?

でも、油断すると朝夕はまだまだ寒いですね。

 

さて、同時進行で現場が動いておりますが、

久しぶりに、『地下室のあるRCの家』@藤沢。

 

工事の進捗をお伝え致します。

 

『地下室のあるRCの家』

『地下室のあるRCの家』

コンクリート造の工事は、配筋工事をして、コンクリート打設工事を行い、

コンクリートが十分に固まったら、その上の層の配筋工事を行って、またコンクリート打設工事を行う、

という繰り返しで建設していきます。

 

藤沢の現場は、地下から1階の床までの工事の模様をご紹介していました。

1階スラブ コンクリート打設完了

1階スラブ (赤矢印の下あたりが地下室)

1階スラブが乾き、1階の天井(=2階のスラブ)まで終了、2階部分の壁をご紹介します。

 

2階壁の配筋、型枠設置

2階壁の配筋、型枠設置

 

ん?何か見覚えがあるような~?と思った方はかなり注意深い方。

 

もう一度模型を見てみましょう。

 

『地下室のあるRCの家』

『地下室のあるRCの家』

 

そうです、2階の正面の部分を内側から見たところです。

 

この写真について、すこしご説明しましょう。

 

RC構造は、開口部(窓や配管口)の部分に亀裂が生じやすいので、

開口部には、上下左右、そしてコーナーにも太い鉄筋を追加して補強するのです。

 

反対側の壁

反対側の壁

こちらは反対側の壁ですが、こちらの補強の方がわかりやすいですね。

上下の窓を囲うように、鉄筋が補強されています。

 

もう一つは型枠。通常、打ちっぱなしの場合は、表面がツルツルしている方が、

美しいですよね。

 

なので、オレンジ色の表面がツルツルした型枠を使うのですが、その下にラワンベニヤの部分が見えますでしょう?

 

この部分には、タイルを貼るのです。

タイルを貼る部分は、表面がツルツルよりも粗い仕上がりの方が、つきやすいんですね。

しかも、このベニヤの厚さをタイルの厚さと揃えて、仕上がった時に表面に凹凸が出ないような

効果もあるのです。

01ー1

仕上がりイメージ

打ちっぱなしも良いですが、一部分タイルを使うとグッと深みが出てきます。

こちらは18年前に竣工した事例。

 

打ちっぱなし×タイル

打ちっぱなし×タイル

 

こちらは、4年ほど前に竣工した事例です。

一つ前の写真に比べると、色味のギャップを抑えて、落ち着いた雰囲気が感じられます。

 

時の流れとともに、少しづつトレンドも変化していると感じます。

 

『地下室のあるRCの家@藤沢』

完成をお楽しみに。

工事は進みます。

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