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建築ブログ

06.05 | RC造

コンクリート打ちっぱなし? ん、断熱材は?

関東地方も梅雨入りしてしまいました。

はやっ!と思っている方も多いことでしょう。

 

工事の進捗が心配です・・・。

 

さて、ここのところRC住宅の竣工が続きましたので、

RC住宅の断熱についてご紹介しましょう。

といいますのも、『RC住宅は夏暑くて冬寒いのでは?』とか、

『結露がすごいって聞いたんだけど・・・』というような、お問い合わせを

いただくことが多いので、機会があれば解説したいと思っていました。

 

おそらくその誤解は、『コンクリート打ちっぱなし』から来ているのではないかと思います。

打ちっぱなし

打ちっぱなし

この写真は、当社の施工事例ですが、室内側が打ちっぱなしになっています。

実はこのスペースは地下室で、周囲は地下の断熱材で囲われているため、

夏の暑さ、冬の寒さを寄せ付けず、壁面に結露もおこりません。

 

地下でなくても、外断熱RC住宅であれば、断熱材で覆われるため、室内を打ちっぱなし

とすることが可能です。

 

しかし、外断熱工法が一般的に採用され始めたのは最近のこと。

安藤忠雄さんの初期の代表的住宅建築である『住吉の長屋』もそうだったようですが、

当時の建物は、断熱材を使わずに、見た目のカッコ良さを追求した

『コンクリート打ちっぱなし』の住宅がかなりありました。

 

断熱材がなければ外気の影響をモロに受けますので、当然夏は暑く、

冬は寒く、結露も起こります。

 

でも、今は昔。

現在では、断熱をしっかり行いますので、外気の影響を最低限に抑え、

快適に暮らせることができるようになっています。

ピンク色の素材が断熱材

ピンク色の素材が断熱材

硬質ウレタンフォームという、非常に高い断熱性をもつ素材があります。

現場で元となる液体を吹き付けると、その場で発泡し高い吸着力で壁面に付着します。

 

参考写真

参考写真

 

 

発泡した泡の中に、熱を伝えにくい特殊なガスが入っているので、

外気を寄せ付けないのです。

 

仕上げ中

仕上げ中

 

断熱材を吹付け、仕上げ材で覆ってしまうと、

完成時の仕上がりは、RC住宅も木造住宅もあまり変わりがありません。

 

打ちっぱなしが好きな方にとってそこは残念かもしれませんね。

 

どうしても打ちっぱなしにしたい!という方には外断熱RC住宅をおすすめしています。

 

 

 

 

 

 

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