建築ブログ
地下室地下車庫のある家＠戸塚 ～基礎配筋
本日は二十四節気で言うところの『大暑』。
これから立秋（８/８）までが暑さのピークとなりますが
今日は、朝方降り続いた雨のせいか蒸します。
これはこれで汗が乾かず、気持ち悪いですね。
そうはいっても、夏は暑いのが当たり前。
今日も張り切ってまいりましょう！
地元戸塚の地下室地下車庫のある家、基礎配筋までの模様です。
土をかき出す
前回の更新時に、背後のH鋼を打ち込んだところまでご紹介しておりましたが、
工事が進みました。
矢板による山留めが完成し、不要な土をかき出すところの写真です。
土を運ぶのも、工事の工程に合わせてその都度運搬しますと、それだけコストがかさみます。
うまく現場内で調整しながら、ある程度まとめて運搬するようにしています。
根切り
今回は掘った地面をフラットにする工法ではなく、写真の人が載っている土の部分を残す
布基礎という工法で進めています。
一度根切りをして山留めを行い、その後で崩さないように慎重に土を掘るので時間がかかります。
布基礎
きれいに進んできました。
こういう現場を見て、『なにかの遺跡かな？』と思った方いませんか？
恥ずかしながら、『何がでたんだろ？』 本気でそう思っていました。
上から見たところ
結構な高さがありますね。
一番低い『床付け』（とこづけ）までの高低差は約3ｍ。
工事前の写真を見るとかなり深い感じがすると思います。
外構解体後
いかがです？3ｍもあるようには見えないでしょ？
基礎の地中梁が来るところまで掘っているので、深くなるのです。
防湿シート
これより基礎工事に入ります。
まずは湿気が上がらないように防湿シートで覆います。
捨てコン打設
建物の位置を決めるためにまずは捨てコンをならし、構造体の位置を決める
墨出しという作業に入ります。
手前の赤い機器でレベルを見、ならしています。
『こんなに距離があるのに水平にできるなんて不思議。』
要は、横線の入っている望遠鏡を覗いているようなイメージですね。
サポート
基礎工事が終わるまでは、万が一のため山留めをサポートします。
まあ、崩れることはないでしょうが、事故が起きたら大変です。
今の世の中何が起きても不思議じゃありません。
なにごとも 『備えあれば憂いなし』 です。
最近は信じられないことが度々起きていますので。
基礎配筋
捨てコンも乾き、基礎配筋まで来ました。
これより、地下から地上２階まで、鉄筋コンクリート打設工事に入ります。
完成は季節も変わる１２月初旬、二十四節気で言うところの『大雪』の頃となりそうです。
工事は進みます。