建築ブログ

新しい家づくりの始まり

お盆が明け、ほんの少し涼しく感じられるようになりましたね。

でもまだまだ暑い。

もう１週間もすると、しのびよる秋の気配を感じることもでてくるでしょう。

さて、今日はこれから始まる新しい家づくりのご紹介を模型を使っていたしましょう。

『地下車庫・内階段のある家』＠横浜市南区。

北側外観

南向きのように窓の多い外観ですが、キャプションにあるとおり、こちら側は北側です。

陽の光は直接入らないのですが北側に傾斜が下っており、眺望が良いのです。

向かって右側のルーバーは、裏手にある玄関の目隠しの役割もになっています。

さあ、地下1階からご紹介していきましょう。

地下車庫と玄関

地下車庫は2台分を確保、玄関と地下車庫は赤い矢印の位置で行き来できます。

青丸で示したのは、手洗いボウル。

玄関に手洗いボウルがあるのは珍しいかもしれませんがとっても実用的です。

見た目も『魅せる手洗い』を目指しますよ。

1階

こちらは1階。広々リビングです。

左手の5つ窓が並んだ正面に長いスタディカウンターを用意しました。

3人の子供たちが並んで勉強しても、十分な余裕があります。

赤い矢印で示したのは、キッチンから勝手口を通って、外階段から１階に降りる動線です。

『せっかく内階段があるのにどうして？』

と思ってしまいそうですが、ゴミ出しの時や、泥付き野菜などを運ぶときは、

外階段の方が絶対に便利で安心ですよね。

2階

さて、2階です。

中央の赤い〇。2階ホールですが、個室の集まる2階の中央ホールは日中でも陽が入りにくいのです。

そこでこの赤丸の上にトップライトをつくりました。これで子供たちは、このホールでも遊べます。

普通のホールよりちょっと広いスペースを確保しています。

その奥の水色の丸。脱衣室にある洗濯機置き場です。

右手の矢印に沿ってバルコニーに出、そのまま洗濯物を干せる動線です。

便利ですね。

小屋裏収納

さらに、小屋裏収納を用意いたしました。

右手に見える四角い穴が天窓ですね。

今回の計画は、133㎡の土地に延床168㎡の建物を建てます。

建ぺい率／容積率は、50％の100％。通常ですと133㎡しか建ちませんが、

地下と小屋裏の容積率緩和を使い、有効面積の拡大に努めました。

というわけで、『地下車庫・内階段のある家』＠横浜市南区。

工事が始まります。