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建築ブログ

07.26 | 混構造(木造+RC)

自然素材

当社は、コンクリート住宅を主に施工していることから、あまり自然素材、特に無垢の木とは

縁がないように思われることもあるのですが、実際にはよく使っています。

当社の代表取締役である奥の実家は、四国で木造住宅を建てている工務店です。

次男だったため後を継ぐことはなかったのですが、木造の家づくりや、木材の性質については

家業を手伝う中で叩き込まれていったそうです。

 

さて、当社が施工した、自然素材を使った家が先日完成いたしました。

ひのきのルーバー、杉のカウンター、床はナラの無垢材

正面の木のルーバーは無垢のひのきを使って造作しました。目線を緩やかに遮りながら、光と風を通します。

木の床材は、ナラです。ナラは、適度に固く重い木材で、耐久性にすぐれています。落ち着いた色合いで、

上品な仕上がりです。少しウエットに見えながら、光沢がない様子を感じて頂けるでしょうか?

これは、無垢のナラをオイルで仕上げているからなんです。オイル仕上げは、木に深く浸透し、木目が際立ちます。

触ってみると、しっかり木目の凹凸を感じることができるのです。

対照的な仕上げ方として、ウレタンクリアという合成樹脂塗料で仕上げる方法もあります。これは、木の表面を

厚い塗膜で覆うので、木の質感が損なわれます。当然光沢も出るため、光の当たり方によってはテカテカします。

一方で、凹凸がないので、雑巾がけなどはしやすく、液体などがこぼれても、簡単にふきとれます。

お好みで選んでいただきますが、最近は質感を重視したオイル仕上げが多いように感じます。

 

杉のテーブル

杉のテーブルです。長さ3.5メートル、厚み6cmの無垢の杉から、テーブルに仕上げていきました。

実物を見ると壮観です。

 

無垢の木は、キズや汚れがつきやすいのですが、『その傷もまたよし』という気分になれます。

加工品のキズや汚れでは、決してそうは思えません。どうしても『古びれた』という感じになってしまいます。

古いお寺の柱や床を見ても、古さや汚れなどは全く感じず、逆に惹きつけられてしまいます。

無垢の木は素晴らしい素材です。

 

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