Loading...

建築ブログ

09.02 | 地下室・地下車庫, 混構造(木造+RC)

新しい家づくりの始まり@港南区

2週間ぶりのご無沙汰でございます。

仕事をしていなかったわけではなく、逆にかなりバタバタしており、
写真の準備が間に合っておりませんでした。

昨日の朝刊に、7月の住宅着工戸数が8.9%前年比増加したという記事がありました。

相続税対策のための賃貸住宅が牽引しているようですが、
注文住宅も6%増加とのこと。

これだけの低金利ですので、チャンスであることは間違いないようです。

さあ、本題に参りましょう。

初めてのご紹介となります、「地下室地下車庫のある家@横浜市港南区」。

まずは建て替え前の様子から。

建て替え前の古家

建て替え前の古家

綺麗にお住まいのお宅です。

サイドチェンジ

サイドチェンジ

カーポートの屋根もまだ新しいですね。

このお宅は土地面積、約100㎡。低層の住宅地ですから、容積率は100%です。

100㎡の延床面積ですと、必要なものを揃えたらそれでいっぱいいっぱい。

そのままですと、趣味のお部屋とか、広い収納とか、余裕のある洗面脱衣室を作ることはできません。

「なんとかならんか・・・」

ということで、行き着いたのが「地下室地下車庫のある家」だったそうです。

地下を有効に活用することで、約30㎡分(畳約18帖分!)広くすることができました。

30%広くなるというのは大きいのです。

上述した3つに加え、寛ぎの和室(地下室なので納戸扱いではありますが)、
ユーティリティ付きの広いLDK、地下に屋根付きの駐輪場までできました。

 

解体中

解体中

周囲の皆様になるべく迷惑がかからないよう、配慮して解体作業に入ります。

 

解体完了

解体完了

あっという間に見えますが、1軒の家を解体するというのも結構な大仕事です。

 

掘削開始!

掘削開始!

当社でよくあるケースは、道路と地盤面の高低差がもう少しあって、道路面まで掘ってあげて
そのまま地下をつくるというもの。

例えばこんな感じです。

T/HOUSE外観

T/HOUSE外観

ご覧のとおり、床面は道路とほぼフラットですよね。

しかし今回の場合、高低差がそれほどないために、地下室地下車庫をつくるにはもう少し掘り下げる必要があります。

こんな感じ

 

掘削・山留め完了

山留め完了

上から見ると、すごくほっているように見えますね。

地下の奥側には地下室を2つつくる予定です。

道路との関係は、道路面から緩やかなスロープで下ります。

そのスロープが車庫スペースになります。

要は高低差が足りない分、スロープで補って、車や自転車も無理なく移動できる
高低差をつくる作戦です。

言葉ではわかりにくいかもしれません。

準備が整い次第、再度、模型でご説明しましょう。

 

捨てコン打設中

捨てコン打設スタート

山留め、転圧が終わり、湿気が上がらないように処理をして、墨出しのための捨てコンを打設します。

 

出設中

打設中

強度を求める構造上の工程ではありませんので、コンクリートの厚みもあまりありません。

打設完了

打設完了

綺麗に捨てコンが仕上がりました。

さあ次は、地下1階のコンクリートスラブに入ります。

工事は進みます。

 

神奈川で鉄筋コンクリート(RC)の
注文住宅を建てるなら、
一級建築士事務所 奥建設・
奥建築設計事務所にお任せください。
鉄筋コンクリートの強度を活かし、
傾斜地を地下室や地下車庫の用途で
有効活用するプランの
実績が豊富です。

株式会社奥建設
奥建築設計事務所
0120-03-4836

神奈川県横浜市戸塚区
矢部町1828-45
TEL:045-392-3061/
FAX:045-392-3062