あすの秋分の日を前に、すっかり涼しく、秋めいてまいりました。
陽が短くなるのは残念ですが、日中涼しいのは助かりますね。
さて、『地下室地下車庫のある家@港南区』続報です。
前回は、山留めが終わり、地下のステコンを打設したところまでご紹介しました。
建物や地下車庫の重さを受け止める耐圧盤と呼ばれるベースコンクリートを配筋していきます。
今見えている配筋は地下の壁を受け止める基礎の立ち上がりです。
壁につながる立ち上がりの配筋を終えたあと、耐圧盤の配筋を行います。
ベースコンクリートに使用する生コンクリートのスランプ試験です。
コンクリートの硬さが適正かどうかチェックします。
検査した生コンクリートを建物の重さに耐える一番下の配筋に打設しています。
ベースコンクリートの打設が終わってから、立ち上がりのコンクリートを打設します。
そのための型枠を設置しました。
型枠の中に生コンクリートが打設されました。
『あれ?このあとどうなるんだっけ?地下の床は?もう一回コンクリートを打設するの?』
なんて気づかれた方は上級者です。
そう、先ほどのベースコンクリートの打設で強度が確保できていれば、その耐圧盤を
地下1階の床にしてしまえばよさそうなものです。
でも今回はそうはいきません。
先ほどの空間を埋めるべく断熱材を設置して、さらに配筋を行い、
地下の床になるコンクリートを打設します。
このような方法を二重スラブといいます。
構造上、地下の床よりも深く耐圧盤を設けなければいけない場合などに用います。
さて、こちらの右側に見える、グレーの板が止水板です。
コンクリートの打設は、床が固まってから壁面を打設します。
すると当然コンクリートの切れ目ができて、そこから水が入る危険があります。
水が入ると長い年月を経て鉄筋がサビ、寿命を短くしてしまいます。
そのようなことがないように、この止水板で水を止めます。
手順は、まず床のコンクリートを打設する際に、縦に半分だけ埋め込みます。
乾いて、壁の打設をするときに、上部の半分を打設することによって、
床と壁の隙間に壁をつくり水が入り込まないようにするのです。
図解するとこんな感じ
これでお分かりいただけますかね?
ま、いずれにしても、予知できるリスクはかなり高いレベルで
排除していると思います。
二重スラブ、上段のコンクリート打設が完了しました。
数日が経ち、コンクリートが固まりました。
これより、壁の配筋を行います。
山留めと接する壁には断熱材を外側に設置して配筋します。
外気をシャットアウトするわけです。
地下車庫地下室の配筋も完了、これよりコンクリートを打設します。
はい、これで固まれば地下の構造部は完成となります。
上から出ている鉄筋はというと、
こちらに、低い立ち上がりをもうけます。
この立ち上がりに家の土台が載ります。
今回の『地下室地下車庫の家』は、地下コンクリート造、地上木造の混構造。
この土台の上には、木の土台が載ります。
次回はいよいよ上棟へ。
工事は続きます。
神奈川で鉄筋コンクリート(RC)の
注文住宅を建てるなら、
一級建築士事務所 奥建設・
奥建築設計事務所にお任せください。
鉄筋コンクリートの強度を活かし、
傾斜地を地下室や地下車庫の用途で
有効活用するプランの
実績が豊富です。
神奈川県横浜市戸塚区
矢部町1828-45
TEL:045-392-3061/
FAX:045-392-3062