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建築ブログ

12.22 | 地下室・地下車庫

地下室地下車庫のある家が、北道路の土地に有利なわけ

早速ですが、なぜ 地下室地下車庫のある家が、北道路に有利なのか?

 

全景

北道路以外の向きに接しているとメリットが少ないのか、というとそうではありません。

これまでご紹介している通り、車庫と室内を内側でつなげ、外階段を内階段にでき、
地下の容積率緩和が使えるなど、存分にメリットを享受できます。

一般的な家を建てた時と比べて、北道路の場合、よりメリットが大きいということです。

 

さて、どういうことなのか?

北道路の土地に、地下車庫をつくらず、普通の擁壁をつくって、
青空駐車場にすると、建物を建てる位置が必然的にさがります。

こんな感じ。

擁壁+青空駐車場

南側に何もなければ問題ありませんが、そんな立地はなかなかありません。

南側に後退すれば隣地に迫ることになるので、隣地の建物の陰に隠れてしまい、
日差しが入らなくなってしまうのです。

 

地下室地下車庫のある家だと、車庫の真上に家を建てることができるので、
その分南側を空けることができます。

地下室地下車庫のある家

 

南側が空けば、日差しも入るし、お庭もつくれます。

北側のお庭は、正直、使い道があまりないんです。

並べてみると、この通り。

比較してみました

 

また、北側は隣地の日差しを確保するために、北側斜線規制という制限があります。

 

よく建物上部が斜めにカットされていますよね?あれです。

 

この規制により、北側は隣地にギリギリまで寄せて建てると、
斜線分カットされてしまうため、十分に活用することが難しかったりします。

ところが、北道路の北側隣地は、当たり前ですが道路です。

だから、北側のお隣さんは道路の向こう側。

北道路以外の北側は、お隣さんとの境界線を起点にするのですが、
北道路の場合は、道路の真ん中が規制の起点になるんです!

だから、北道路はほとんどの場合、規制にかからず、フルに活用できます。

北側斜線いろいろ

地下室地下車庫のある家は、地下車庫の真上に家を建てることができます。

そして、北道路の土地は、北側斜線の影響を受けにくいので、多くの場合、北側ギリギリまで寄せて
建てることができるんです。

これが、今回のタイトル『地下室地下車庫のある家が、北道路の土地に有利なわけ』です。

 

南道路より、少しお安く買えてメリットいっぱい。

北道路も使いようですね

 

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