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建築ブログ

04.11 | 混構造(木造+RC)

混構造住宅「逗子の家」~1階壁と2階床 コンクリート打設工事まで

遅ればせながら新年度が始まりました。
10日も過ぎれば、もう新生活にも慣れたころでしょう。
 
この4月の新年度スタートに向けて、住宅設備メーカーは新商品を発表したりします。
その中で気になったのが、LIXILのリシェルSI。
もともと2015年に発売されたシリーズですが、新色が追加されたり、シンクが新しくなったり。
改めて感じたのは、重厚な天板の質感。

リシェルSIの天板

 

マットな質感で色味も深く、カッコいいですよね。

セラミックなので、天板をまな板代わりに食材を切っても、傷がつきにくいんです。

この写真でもわかるように、鉄板を直接載せてしまっていますもんね。

ステンレスも、人工・天然大理石もいいけど、セラミックも見る価値があるかもしれません。

 

グレードの高い設備といえばもう一つ。

TOTOのお手洗い、ネオレストNX。

 

ネオレストNX

 

TOTO100周年を記念して投入されたフラッグシップモデルです。

世界統一モデルとして、日本をはじめ、アジア、オセアニア、アメリカへ、と
各国の富裕層を狙って輸出されているお手洗いです。

 

上から見たところ

継ぎ目を極力なくして、壺のようなオブジェ風のデザインです。

気になる価格は57万円から。

採用されるかどうかは別にして、家を建てる機会なんかそうはありませんから、
家づくり検討中の方は、見ておいて損はないでしょう。

そんなわけで、新商品がで揃った新年度。

時間があればお近くのショールームに足を運んでみましょう。

新しい発見があるかもしれません。

 

さて、前置きが長くなりました。本題へ

混構造住宅「逗子の家」。工事が進んでおります。

前回は基礎配筋までをご紹介しておりました。

 

基礎配筋完了

 

地下はありませんが、結構な深さまで掘っています。

 

配筋模様 寄り

 

整然とガッチリ配筋が施工されています。

 

スランプ試験

 

コンクリート打設工事前に、スランプ試験を行います。

コンクリートの質を第三者に確認してもらい、適正なものであることを証明してもらいます。

 

ボタッと上から落とす

 

決められた高さから落下させ、沈み込む深さを調べます。

水分が多すぎると沈み込みすぎ、必要な強度が得られないと判断されます。

 

コンクリート打設へ

 

上のような試験を経て、コンクリートの打設工事に進みます。

この作業も丁寧にやらないと空気が入り、強度が落ちてしまいます。

ゆっくりと叩いて空気を抜きながら、打設します。

 

基礎のコンクリート打設完了

 

ちょっと遠めですが、見た目きれいに打設できたのがわかりますね。

時間をかけて中の空気もしっかり抜いています。

 

基礎断熱

 

コンクリートが乾いたら、断熱材=カネライトフォームで基礎断熱を行います。

 

断熱材完了

 

その上から、配筋を行い、さらに1階の床部分の打設を行います。

 

打設完了

 

「基礎と1階床のスラブのコンクリート打設を分けずにやれば1回で済むのに」

確かにそうすれば1回分の工事が節約できますよね。

でも、床に断熱材がないというのはありえませんもんね。

 

1階壁の配筋

 

1階床の打設が終わりましたから、次は1階壁と1階天井=2階床の打設に入ります。

この段階でようやく家らしい雰囲気になってまいりました。

 

配筋を終え打設へ

 

同じようにバンバン叩いて空気を抜きながら打設工事を行います。

 

2階床打設完了

 

はい、これにてコンクリートの打設工事は完了です。

ここから先は木造住宅に変わります。

使い勝手の良い混構造住宅。

 

次回からは木造の工事をお伝えいたします。

 

工事は進みます。

 

 

 

 

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