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建築ブログ

08.30 | リフォーム・リノベーション

一戸建てリノベーション工事@横浜市都筑区~サッシ交換、外壁工事へ

残暑お見舞い申し上げます。

暑さが止むといわれる二十四節気でいうところの処暑から1週間経ちました。

本日、明日の横浜 最高気温 34℃。

日曜日からは、秋雨前線の南下に伴い、最高気温も30度を下回る日が続く予報です。

ようやく秋らしくなるのでしょうか。

夏暑いのも困りますが、住まいのお悩みで最も深いものの一つは、『冬寒い』こと。

夏の暑さは、家が古くてもエアコンがあればその場はなんとかしのげるもの。

でも冬の寒さは、暖房の周囲を温めることができても、窓の近くやトイレ、お風呂に立った時などどうにもなりません。

日本に省エネ法ができたのは、1979年。

もともとは70年代の石油ショックによる経済的な側面が強かったようです。

その翌年に住宅に関する省エネ基準が初めて制定されました。

『冬暖かく夏涼しい家を建てよう!』という考えで家を建てる基準ができてから、まだ40年経っていないんですね。

なので『冬の寒さが耐えられない』と、建替えかリフォームかを検討される方が多いのだと思います。

日本で暮らす限り、この先もずっと、夏暑く冬寒い気候から逃れることはできません。

もしそのようなお悩みがあれば、当社の建築相談室までご相談ください。

きっとお役に立てると思います。

 

さて、1か月前にご紹介した『一戸建てリノベーション@横浜市都筑区』の続報です。

前回は、その断熱材を交換したところまでご紹介していました。

(前回の記事はこちらから。

施工した断熱材を石膏ボードで覆うところからご紹介しましょう。

2階ボード貼り

 

まずは天井から。

その後、壁面も覆い、クロスを貼ります。

 

クロス貼り

 

クロスが貼られました。

柄物と無地のツートーンです。

素敵なクロスでしょ?

でもこのツートーンはデザイン的な意味合いよりも、別の意味があるのです。

 

出隅

 

これでお分かりいただけるしょうか。

はい、お施主様は猫ちゃんを飼っていらっしゃって、爪とぎスペースを確保したのです。

この出隅部分で研ぐのが特に好きなようで、ホームセンターで買ってきた板をそのままボルトで留めています。

劣化したらご自分で交換されるということなのでこれで完成です。

クロスをツートーンにしているのも、劣化したら下部だけ交換できるように切れめを付けているのです。

 

バルコニー解体1.

 

さて、2階のバルコニーです。

前回ご紹介した通り、バルコニーを大きくするために、まずは古いバルコニーを解体します。

 

バルコニー解体 骨組み

 

床面をはずした状態です。

太い土台が、家の内部まで入っているのがわかります。

1階の下からのぞいてみると、

 

バルコニー骨組み 内部

 

天井左側に見えるのが、土台です。

これほどまでに奥まで施工されていれば、落ちることはありませんね。

 

撤去

 

解体するために、カットします。

右手に見えるのは、2階の室内です。

掃き出し窓の内側ということですね。

 

新しいサッシの取り付け

 

この窓には、新しいサッシと窓を設置します。

断熱性を高めるには、窓がとっても重要なんです。

これまでシングルガラスでしたので、窓から熱が逃げるということがあったと予想されます。

今回は、YKKのAPWという高断熱のサッシを使い、複合ガラスで夏の暑さ冬の寒さをシャットアウトします。

 

二重に水切り

 

設置完了です。

窓まわりは、雨仕舞がとっても大切です。

家の天敵は水。雨漏りして、内部に水が浸入すると、家を腐らせ寿命を縮めます。

防水シートの上に水切りを二重に行います。

この黒いアルミに新しいバルコニーを設置します。

 

出窓解体

 

さてこれより、外壁の工事です。

赤で囲った出窓は、レイアウト変更により室内側が収納になるので、撤去することになりました。

出窓をなくして、壁にします。

 

解体後

 

解体して、内側には壁をつくりました。

外側には、ラスあみを貼り、モルタルで仕上げ、周囲と同じように小石が付いたようなリシン仕上げにして、同じ色の塗料で塗装します。

 

モルタル塗装、下塗り

 

モルタルの塗り、リシン吹付けをする前の下塗りが終了したところです。

 

リシン吹付け前の下塗り

 

これが、下塗りをしている状態です。

この工程がおわった後が、ひとつ前の写真の状態です。

この写真はサッシを外した後の窓枠外部を仕上げている様子です。

 

サッシ交換後の状態

 

こちらが古いサッシを取り外し、新しいサッシを取り付けた上部の状態です。

サッシの交換はそのままサッシだけ外すことができないため、どうしても窓枠の外側まで壁面をカットする必要があります。

 

リシン吹付け終了

 

外壁が仕上がりました。

時間がかかり少し遅くなってしまったので、暗いですが、きれいな仕上がりであることがお分かりいただけると思います。

次回は、1階をご紹介してまいりましょう。

 

工事は続きます。

 

 

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