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建築ブログ

02.26 | 混構造(木造+RC)

新しい家づくりの始まり

2月も今日を入れて残すところあと3日となりました。

もう3週間もすると、春分の日を迎え、昼と夜の時間が同じになります。

この寒さからすると、ちょっと信じられませんねえ。

その春分の日から40日程で平成が終わります。

まだそんな実感がわかないのですが、あっという間に来てしまいそうですね。

 

さて、タイトルの『新しい家づくりの始まり』ですが、まだご紹介できる画像はありません。

RC造の大きな注文住宅です。

近く、詳細をご紹介してまいりますので、乞うご期待!

 

さて、本日は工事が進んでいる『地下2階+地上2階建て保育園@川崎市』の進捗をお伝えしたいと思います。

ちなみに、『新しい家づくりの始まり』でご紹介した現場も川崎市です。

川崎市は、東京都と横浜市に挟まれた抜群の立地から、せっかく土地があるのなら有効に活用しないともったいないですよね。

床レベラー

さて、いきなりですが、床レベラー。
RC造の床を均す下地の調整材です。
コンクリートは、建物の構造そのものですから、決められた高さにドンピシャ合わせるのは現実的ではありませんし、工事の際もそれほどシャビーではないので、真っ平になりにくいのです。

地下

今回は二重床にせず板を敷き、その上にフローリングを施工することから、この床レベラーで平らにするわけです。
写真は、床レベラーをコンクリートの床の上に施工したものです。
手前側は段差がありますが、ここにサッシがきて全面窓ガラスとなります。

断熱吹き付けアフター

前の写真の内壁に断熱材を吹付けた後の模様です。
ピンクの断熱材に赤いボタンのようなものが見えますが、画びょうのようになっていて、針の長さで断熱材の厚みを確認しています。
ちなみにこの断熱材の厚みは20㎜です。

地上階にも吹き付け断熱工事

こちらは地上2階部分の断熱材を施工したところ。
いずれも現場で発泡させ吹付けます。
上部の四角は正方形で、正面が南、右手が西、左手が東を向いています。
この3方に窓があって光を採りこみ、時が経つごとに影が右から左へ動くしかけです。

仕上げ

壁からはみ出した断熱材をカットしました。
こう見るとよくわかると思いますが、コンセントなど、凹凸がある部分にもしっかり断熱材が埋まっているでしょ?
このように、隙間をつくることなく断熱材を施工できるのが吹付け断熱の強みです。

 

屋上

さて、最後は屋上、防水工事です。
防水工事は一般的なバルコニーで採用されるFRP防水。
船やプールなどでも使われる防水方法です。

プライマー

最初にプライマーを塗布します。
この後に本剤を塗布するのですが、本剤がしっかりと接着するために塗る下地材=ノリのようなものです。

アフター

プライマーの塗布が完了したところ。
あまり大きな変化は見られませんね。

マット張り込み

この上に防水用ガラスマットを敷きます。
FRPとはこのガラスマットとポリエステル樹脂からできているんですね。

ポリエステル樹脂

こちらがそのポリエステル樹脂です。

防水層

このガラスマットの上から、ポリエステル樹脂で下塗りをしたところです。

この状態から乾くまで待ちます。

中塗り中

中塗りを終えました。
さらに乾くのを待って、最後にトップコートを行って完了です。
トップコートでは、グレーやベージュなどの色味が入り、おなじみのFRP防水が出来上がります。

工事は進みます。

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