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建築ブログ

03.20 | RC造

RC4階建ての家@川崎市~鋼管杭工事

前々回のブログでご紹介した新しい家づくりです。
とっても大きなRC4階建て。
RC4階建てともなると、重さも相当あります。
まずは、建物の荷重を支えられる頑丈な地盤にすることが欠かせませんね。
建物がいくら頑丈でも、足元がゆらゆらしていたら、意味がありませんので。

既存建物の解体が終わった現地

角地に立地する計画地です。

防護管設置

今回は高さもさることながら、地盤補強で地下36メートルの鋼管杭を埋め込むので、電線が気になるところです。
注意喚起をしつつ、接触した場合の危険を和らげるために、黄色い防護管で電線を保護します。

鉄板敷設

これより、鋼管杭を地中に埋め込みますが、その土台を埋め込む際にも足元がグラグラしていては危険です。
そこで、元々の敷地の上に地盤改良材というセメントのようなものを土に混ぜ、転圧機で圧力をかけて固め、雨降って地固まるのを待ちます。
その上にご覧のような鉄板を敷き詰めることで、大きな車が入って作業をしても足元のグリップが効いて安心して効果的に作業が進むようになります。

鋼管杭登場!

ドドーンと鋼管杭。
ざっと電信柱クラスの太さです。
このまとまりで1か所分、長さ36メートルの地下まで掘り進めます。

先端ドリル

これが一番下まで到達する先端です。
二枚の刃がザクザク掘り進むイメージが湧きますね。

位置について!

スタート地点に立ちました。
写真には入っておりませんが、緑のアームで支えている大きな重機、鋼管回転圧入機で挿入していきます。
ちなみにこの工法は、G-ECSパイル工法といいます。
グレート(強力な支持力)エコロジー(環境に優しい)コスト(低コスト)セーフティ(安全)の頭文字をとっています。

これはなんでしょう?

見慣れない輪っか。
鋼管杭をつなぐ際に重要な役割りを果たします。

設置

下と上のつなぎは、溶接を行います。
溶接をする際には、つなぐ材料が入るスペースが必要ですよね。
その間にこのわっかをはめて、つなぎが入るスペースを確保するのです。

半自動溶接

通常、溶接は人の手で行われますが、こちらは半自動溶接機。
オンオフは人の手に寄りますが、溶接作業自体は機械がやってくれます。
正面右下に黒いホースのようなものが見えますがその先端で溶接します。

溶接中!

溶接作業が始まりました!
つなぐ部分を溶接しながらぐるりと回ります。
一周したら一度止めて、カスなどを払ってもう一周。この作業を2~3周繰り返します。

溶接完了!

これが完成形。

普通に溶接されているように見えますが、溶接工事の経験豊かな現場監督に言わせると、『人の手による溶接よりもも気持ちきれいに仕上がっているように見える』とのことでした。

さあ始まりました、大規模プロジェクト。

これより順次お伝えしていきます。

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