建築ブログ

RC4階建ての家＠川崎市～コンクリート打設工事完了

今朝、東京ディズニーランドのTVCMで、クリスマスのイベント告知がされていました。

実際にイベントがスタートするのは今週金曜日だそうですが、年末の気配を感じる季節になりました。

今週の金曜日といえば立冬。

いよいよ冬が始まります。

今年の3か月予報によると、1月まで晴れの日が多く、気温も平年に比べやや高くなるそうです。

冬の現場仕事は厳しいので、実際にそうなることを願います。

さて、その1月に完成を予定しているRC4階建ての家＠川崎、工事が進んでいます。

屋上の配筋完了

いよいよ最後の配筋工事となりました、屋上部分です。

周囲のビルの見え方からも、結構な高さを感じられますね。

コンクリートの打設完了

これで、最後のコンクリート打設工事が終了いたしました。

あまり広く見えないのは、3階の南北にルーフバルコニーがあるので、4階の屋上は建築面積の半分くらいの面積になるからです。

室内の様子

室内の型枠も外れました。

トップライト施工中

こちらは、3階の東側屋上部分。

階下のリビングに光を落します。

マンションをイメージするとわかりやすいと思いますが、建物が大きくなると、窓からの光が届きにくい場所がどうしても増えます。

そんな時に、トップライトは効果的ですね。

トップライトが取り込む光は、通常の窓の3倍の採光効果があります。

施工完了

天窓の設置が終了しました。

天窓のある躯体がブルーの建材で覆われています。

スタイロエースという断熱材です。

今回は、RCの構造を外側からすっぽり断熱材で覆う、外断熱工法を採用しています。

屋上壁面　断熱材＋モルタル塗り

こちら屋上の模様です。

右手の壁面、コンクリートのように見えますが、左手の壁を見ると、なにやら塗り途中。

そう、これはコンクリートの打設を終えた後、断熱材を施工し、モルタルで仕上げているところです。

屋上床断熱材施工　完了

当然ですが、床面にも断熱材を施工します。

コンクリートの立ち上がりとなっている壁は直接室内の壁になっているわけではありませんが、1つの大きなコンクリ―トの塊で、室内ともつながっていますので、そのままでは熱が伝わってしまいます。

このように断熱材ですっぽり覆えば、外気をシャットアウトできます。

モルタル施工中

こちらは、ルーフバルコニーの立ち上がり。

先ほどの屋上よりも壁面が高いですね。

1枚の断熱材では高さが足りませんので、施工性を優先して、2度に分けて施工します。

天カセ

これ、何かお分かりになりますか？

天井に付いているので、照明器具のように見えますが、こちらはエアコン。

最近になってようやく見た目にこだわったエアコンも出始めてはいますが、まだまだ少数派。

エアコンほどデザイン的に進歩していない家電も珍しいのではないでしょうか？

1960年代半ば、新・三種の神器と言われ始めたころからあまり変わっていないように感じます。

こちらのエアコンは天井内部に収納される、天井カセット型エアコン＝天カセですので、見た目スッキリ、邪魔になりません。

内装へ

最終的にはこのような鉄骨が組まれ、天井内部に収納されます。

さあ、ようやく躯体が完成し、いよいよ室内工事が始まりました。

4層分ありますので、まだまだこれから。

工事は続きます。