Loading...

建築ブログ

01.10 | 地下室・地下車庫, 混構造(木造+RC)

地下室地下車庫のある家@藤沢~断熱工事まで

一昨日の日経新聞に、住宅ローンの金利について、固定型に比べ金利の低い変動型が選ばれる傾向が続いていて、低金利の長期化が見込まれている模様、という記事が出ていました。

4年前にマイナス金利に突入した時には、”チャンス!”とばかりに、固定金利を選ぶ方が多かったようですが、そのまま超低金利が継続したことで、”それならば”と変動金利を選ぶ傾向が強まっているようです。

住宅ローン控除で、借り入れ金額の1%分の税が戻ってくることを考え合わせると、借りている方が実質のお金が増えるというリアルにマイナス金利を実感されている方も多いのではないでしょうか?

しばらく、お金が借りやすい状況に変化はなさそうです。

さて、地下室地下車庫のある家@藤沢、工事が進んでおります。

早速ご紹介してまいりましょう。

地下のピアノ室

コンクリート打設を終え、型枠を解体したばかりの地下室です。

戸塚区F様邸

完成した建築実例に比べるとコンクリートの打ちっぱなし面が、粗く見えると思いますが、これは塗装を施しているからです。

最初にご紹介した写真は室内で、断熱材や仕上げ工事を行うため塗装はしませんが。

インサート

こちらがコンクリートの壁面や天井にネジを固定するためのインサートです。

内部仕上げの骨組みを固定したりする場合に活躍します。

内部仕上げの準備

上からぶら下がっている金具と木材が先に見たインサートの穴で固定されています。

ちなみに、奥の壁面についている左上がりの木材は階段を固定するための下地です。

地下部分の断熱材施工完了

ピンク色の断熱材がコンクリート内部に吹き付けされた断熱材です。

内部の仕切りは木材と石膏ボードで行います。

古いマンションが、スケルトンリフォームで全然違う間取りに生まれ変わるのは、この仕切りを撤去できるからですね。

ホールダウン金物とアンカーボルト

地下のRC部分に続きまして、こちらは地上1階木造部分です。

柱とホールダウン金物がガッチリと接合されています。

下から出てきているアンカーボルトの出どころはというと、

アンカーボルト

基礎の立ち上がりのコンクリートに埋め込まれています。

これにより、基礎と建物がガッチリと緊結され、地震がきてもガタつかないようになっています。

アクアフォーム(断熱材)吹付け工事完了

壁の内部に断熱材を施工しています。

現場で発泡させて吹付けるので、隙間なく施工できます。

少し前によく用いられていた布団で覆うような断熱材ですと、コンセントや配管部分などの複雑な形状は、どうしても隙間ができてしまいがち。

すると、外気が入り込み、冷気と暖気が接触し、結露を起こします。

その布団のような断熱材がぐしょぐしょに濡れて、乾かず家を腐らせるという事象がよく起きていました。

環境問題の深刻化もあり、断熱材も大きく進化しています。

外壁施工中

さて最後は外壁材設置の様子です。

旭化成のパワーボードです。

通気胴縁

外壁材の内側には、壁内部の空気が滞らないように、空気の通り道が設けられています。

外壁と防水シートの隙間です。

このすき間を設ける両サイドの木が通気胴縁です。

空気が通れば湿気が抜けて、壁体内部の結露を防いでくれます。

軒下換気

壁の内部を通った空気は軒下の青いすき間や、屋根の一番上にある棟から抜けていきます。

こうして木造住宅の最大の敵である湿気(水分)が滞るのを防いでいます。

塗装中

外壁塗装の工程です。

もともとの白い外壁をグレーに塗っています。

最終の仕上がりイメージはこちら。

最終仕上がりイメージ

グレーに塗った上で、このような細かな模様が入った花崗岩のように仕上げます。

これを少し距離を置いてみると、

下からなめたところ

細かな模様が深みのある外観を演出してくれます。

まだ足場が解体されていないので、引いた写真はこの後のお楽しみということで。

 

工事は続きます。

神奈川で鉄筋コンクリート(RC)の
注文住宅を建てるなら、
一級建築士事務所 奥建設・
奥建築設計事務所にお任せください。
鉄筋コンクリートの強度を活かし、
傾斜地を地下室や地下車庫の用途で
有効活用するプランの
実績が豊富です。

株式会社奥建設
奥建築設計事務所
0120-03-4836

神奈川県横浜市戸塚区
矢部町1828-45
TEL:045-392-3061/
FAX:045-392-3062