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建築ブログ

06.11 | 地下室・地下車庫, 多層階二世帯住宅, 混構造(木造+RC)

多層階二世帯住宅@横浜市鶴見区~地下配筋工事まで

昨日6/10は入梅でした。

梅雨入りの目安になる日といわれていますが、関東地方の平年の梅雨入り日は6/8。

昨年は6/7だったようです。

週間天気では、来週後半まで傘マークが少なかったので、今年は梅雨入り遅めか?と思っていたところ、今朝の天気予報では梅雨前線が活発化して北上しているということで、きょうにも梅雨入りする可能性が高いとのこと。

とんだぬか喜びとなりました。

ま、降るべき時に降らないのも困りますし、暑さも和らぐので、雨対策を行いながら前向きに取り組んでまいりましょう。

さて、「多層階二世帯住宅@横浜市鶴見区」。

工事が進んでおります。

早速ご紹介してまいりましょう。

木造部分基礎配筋

これは敷地の奥から道路側を見たところ。

手前側の地面が見えているところが1階部分で、奥の掘られているところが地下です。

ど真ん中の四角い囲みは、地下から1階に上がる階段室です。

「階段室の位置がこんなに高いということは、1階の床がすごい高い位置にくるということ?」

と気づかれた方は鋭い感性の持ち主。

模型でご説明しましょう。

模型

今回の建物は、前面道路が坂になっていて向かって左側の、道路と敷地の高低差は2mほどしかありませんでした。

全体的にも地下をそのまま造るには高低差が少々足りませんでした。

この場合、地下の天井高を確保するため、地下部分の床を下げるか、1階部分の床を上げる必要があります。

ここで問題になるのが、隣地や道路の日照を確保するために受ける斜線の制限です。

1階の床を上げると、当然建物全体も高くなるため、斜線制限に引っかかりやすくなります。

となると、地下を下げざるを得ない場合が多いのですが、今回は有利な点が2つありました。

1つは、北向き道路だったため、道路を挟んだお向かいの斜線制限をあまり考慮する必要がなかったということ。

もう一つは、敷地の奥行きが十分にあったたため、建物を2m弱道路より後退させることができたので、道路斜線制限もクリアすることができたということです。

建物を後退させることにより、来客用の駐車スペースまで確保できました。

このような経緯から、1階部分を1mほど高くする方法を選択しました。

なので、1枚目の写真の階段室の配筋の位置が通常より高い位置にあったのです。

地下配筋中

地下車庫から、建物方面を見ています。

真ん中やや右、配筋がないところが、地下車庫と地下室がつながるところ。

その右手のオレンジの配線は、シャッターの開閉を行うスイッチです。

正面より

こう見ると、敷地と道路の高低差が、通常よりもやや少ないことがお分かりいただけるかと思います。

型枠設置

配筋作業が進み、地下部分の型枠が設置されています。

1階基礎配筋型枠

地下のある方向から地下のない1階部分の基礎を見たところです。

基礎の高さが1.3mほどあります。

地下の型枠を上から見たところ

地下の天井の型枠が設置されました。

地下型枠設置完了

いよいよ地下のコンクリート打設工事に入ってまいります。

工事は進みます。

 

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