建築ブログ

新しい家づくりの始まり＠横浜市

先週に引き続きまして、新しい家づくりのご紹介です。

今回の現場はこんな感じ。

建築予定地

道路と敷地の高低差が3.5ｍほどあります。

先週ご紹介した新しい家づくり＠川崎市は、高低差が1.5ｍほどで、地下車庫までのアプローチをスロープにしつつ、地下の天井を60㎝ほど上げて、高さを確保します、とご説明しましたが、当現場では天井の高さの不足をケアする必要はありません。

ただ、高低差が大きい分、根伐り・山留工事は大掛かりなものになります。

完成時の模型はこの通り。

模型

今回の建物は間口が広いため、地下車庫の中央を長さ2ｍほどの壁で仕切り、左右それぞれにシャッターを設置します。

フラットに出し入れができ、１ＢＯＸタイプのワゴンでも全く問題ありません。

模型の写真に写るシャッターの右側に根切りでカットされた擁壁の断面が見えます。

元の擁壁と道路の境界から2ｍほど後退させていますので、来客時の駐車スペースも心配ありません。

正面から

地下車庫の左わきにある入口が、玄関までのアプローチです。

地下に車庫・玄関・収納、1階に家族が集うパブリックスペース、2階はプライベートスペース、その上に小屋裏収納を確保した4層の住宅です。

環境の良い低層の住宅地のため、建蔽率・容積率が低く抑えられているので、地下の容積率緩和を使って有効な面積を確保しました。

本日より、工事スタートいたしました。

追って、当ブログにて工事の模様をご紹介いたします。