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建築ブログ

02.10 | 混構造(木造+RC)

ガレージハウス@藤沢市~型枠設置工事まで

藤沢市で施工中のガレージハウス。

工事が進んでおります。

そんな時、こんなニュースが。

2/9日経朝刊

大船駅と藤沢駅の間の、湘南ヘルスイノベーションパーク付近に新駅ができるんだとか。

黒岩知事曰く、『ヘルスケアイノベーションの最先端拠点としてのまちづくりが始まる』んだそう。

湘南ヘルスイノベーションパークとは、武田薬品工業が湘南研究所を広く開放することで、ヘルスケアに関するイノベーションを加速する場となることを目指しているんだそうです。

新駅の設置や、それに伴うまちづくりで、優れた薬品や医療技術の開発が加速するのであれば喜ばしいですね。

新駅の開業は2032年メドなので、まだだいぶ先ですが。

 

さて、本題です、ガレージハウス@藤沢。

工事が進んでいます。

スラブ配筋

前回は基礎の立ち上がりの打設までをご紹介していました。

今回は、床=コンクリートスラブの打設から始まります。

コンクリート打設中

ところどころ配筋の下に置いてあるモノ、サイコロと呼ばれています。

コンクリートのかぶり厚を確保するために置いています。

もう一つ、鉄筋を曲げたモノ=ウマと呼ばれますが、こちらも上下に重なる配筋と配筋の空間を確保し、かぶり厚を確保しています。

完了

きれいにコンクリートの打設が完了しました。

今回の建物は1階コンクリート構造、2階木造の混構造です。

それにしてはこの写真ちょっとおかしいと思いませんか?

『コンクリート造なのに、基礎の上に土台のようなものが載っている?』

そのように見えますが、これは型枠を設置するための支えとなる木で、基礎の上に載せているのではなく基礎を挟んでいます。

圧接

基礎からは配筋が出ていて、その手前に木が見えますね?

この上に内側の型枠を載せていくわけです。

作業は、鉄筋をつなぐ圧接をしているところです。

配筋中1

壁面の鉄筋は10㎜、開口部の周囲は、13㎜、柱は16㎜と、箇所によって鉄筋の太さが異なります。

構造計算によって決められています。

配筋中2

配管が通る穴は、特に欠損が起きやすいので、ご覧のように補強しています。

耐震スリット

中央の縦に入っている部材が耐震スリットです。

大地震が起きた時に、建物の破壊を防ぐための部材です。

この耐震スリットで、柱に悪影響を及ぼす壁との縁を切って、建物の破壊を防いでいます。

内部型枠設置中

配筋が終わり、内部の型枠も設置されました。

先ほどご紹介した木の上に型枠が載っているのがおわかりいただけると思います。

上から見たところ

今回の建物は、正面がアールの形状です。

型枠もしなやかな曲線を描いています。

正面

美術館のような意匠を思わせる円筒、完成するとこんな感じ。

完成予想

工事は続きます。

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