Loading...

建築ブログ

11.11 | 地下車庫

完成!地下車庫のある家@川崎市

先月まで工事の進捗をご紹介してまいりました、地下車庫のある家@川崎市。

ついに完成いたしました。

いつものように、完成写真の全貌は建築実例でご覧いただくとして、ここでは、採用した設備を中心にご紹介したいと思います。

オープン

まずは、リビングに併設されている書斎コーナー。

とりあげるのは、その外側の窓にかかるロールスクリーン。

上部が青で、下部がオレンジの二層になっているのがおわかりいただけますか?

早速、下ろしてみましょう。

クローズ 青

上の層の青いスクリーンを下ろしました。

ニチベイのプリーツスクリーン、「もなみ」。

上下に2種類のスクリーンを備えています。

夏の暑い季節には、涼しげなブルーのスクリーン。

クローズ2

下層のオレンジを下ろすとこんな感じ。

和紙調のデザインで、温かみを感じるスクリーンは、冬の日差しが低いときに合いそうです。

今回のお住まいは、南西の角地に位置し、西側に傾斜しているので、陽を遮るものがありません。

日あたり良好なのは、良い面も多いのですが、夏は暑いし、陽の低い冬はまぶしいというデメリットもあります。

特に、夏の暑さ対策は、断熱性を高めるなどの住宅性能を上げるよりも、陽を遮ることの方が重要です。

日差しを遮るのは、家の中よりも、外で遮った方が効果的、ということで、

日除け

写真を撮り忘れてしまいましたが、このような感じで、外側にもシェードを設け、暑さ対策を講じています。

これで、西日対策もバッチリです。

続きまして、キッチン。

キッチン

全面ステンレスワークトップのシステムキッチン、LIXILのリシェルSI。

リシェルSIと言えば、セラミックのワークトップが主力ですが、今回はステンレス。

セラミックも相当カッコイイのですが、ステンレスのシルクのようなエレガントな佇まいは、他にはない独特の魅力があります。

シンク

見た目の美しさだけではなく、このようにシンクとワークトップに継ぎ目がないので、お手入れもしやすく、キレイをキープできます。

見た目ではわかりませんが、表面には細かい凹凸があるエンボス加工がなされているので、キズが入りにくい構造になっています。

つづきまして、主寝室。

主寝室

工事中ブログでもご紹介しましたが、正面の壁には、家具などを直接取り付けることができるMクロスが内蔵されていて、この後、プロジェクタースクリーンを設置される予定です。

天井に金具が装着されているのが見えます。

ハンモックに揺られながら、大画面で映画やスポーツを見る、なんてことができたらいいですねえ。

天井に付いている白い装備は洗濯物を干す際に取り付けるポール脱着式の室内物干しです。

レースのカーテンの向こう側にバルコニーがあり、一時的に室内に取り込むときに便利ですし、雨が降りそうなときには室内干しも可能です。

さらに、右奥には書斎コーナーも。

書斎コーナー

右手の窓の上部、壁が斜めになっているのがおわかりいただけると思います。

これは、北側斜線規制によるもので、隣地の陽当たりを確保するために、斜めにカットしています。

この北側のラインには、ご覧のように、クローゼットとか、書斎コーナー、お手洗いや洗面、階段室など、上部に斜線が来てもあまり影響が出ないところを並べています。

2階トイレ

このトイレの天井が斜めになっているのですが、あまりわかりませんね。

ここでご紹介したいのは壁面。

鏡面のように、膝をついて撮影している様子が映し出されています。

こちらは日本デコラックスのパニートという、表面にメラミン樹脂を使った不燃メラミン化粧板です。

見た目からも想像できるように、ちょっとした汚れも水ぶきできれいになりますし、抗菌加工もしてあるので、トイレの内装材として最適ですね。

2階洗面

こちらも北側斜線ラインに設置した洗面台です。

両サイドにパニートを設置しています。

この幅ですと、どうしても水はねを避けるとこができず、クロスだとお掃除が大変ですよね。

長く暮らすことを考えると、価値ある選択だと思います。

 

住宅の詳細は、追って建築実例でご紹介させていただきます。

神奈川で鉄筋コンクリート(RC)の
注文住宅を建てるなら、
一級建築士事務所 奥建設・
奥建築設計事務所にお任せください。
鉄筋コンクリートの強度を活かし、
傾斜地を地下室や地下車庫の用途で
有効活用するプランの
実績が豊富です。

株式会社奥建設
奥建築設計事務所
0120-03-4836

神奈川県横浜市戸塚区
矢部町1828-45
TEL:045-392-3061/
FAX:045-392-3062