さて、年度末ですね。
いよいよお引渡しのシーズンで慌ただしくしております。
新築の事例は、建築実例のコーナーでご紹介するとして、
ここではちょっと気になる住宅設備事例をご紹介していきます。
すみません、最新のものもありますが、そうでもないものでも、面白いなあ
と思えるものは含まれております。
まずはこちらから
パナソニックのレインセラー。
ん?ワインセラーとかけたのでしょうかね?
雨水をこのタンクに貯めて利用できるすぐれもの。
背後に見えている雨樋からの雨水をこのタンクに貯め、手前の蛇口からお水を出します。
「溢れたりしないの?」
私もそう思ったのですが,
そこは天下のパナソニック。ある程度貯まると溢れないように雨樋に
水が戻るように設計されています。
通常は庭木にお水をやり、災害時には非常用水にもなりますね。
さて続きまして、お手洗いを広~く使えるスライド引込み戸。
まずは、ご覧ください。
なんの変哲もないトイレの扉。
さて開けてみましょう。
あれ、右側だけでなく左側にも大きな開口が。
ドアの支点が、左より でなく中央に近いですね。
開いた状態です。
この扉は、開けるときに体を動かす必要がほとんどなく、負荷がかかりません。
その上、狭い廊下でもあまり気にならず、ドアを開けた時に歩いている人に
あたってしまうという事故も防げます。
これは、他の室内ドアのテイストに揃えるために、面材を取り寄せ、造作しました。
さて続きまして、吹き抜けに設置された窓。
普段は締め切っていても、気持ちのいい季節にはちょっと開けてみたいもの。
アップで見るとこんなかんじ。
なんか、スピーカーみたいなものがついていますね。
これがリモコンの受信部分です。
YKK AP社のエピソードという商品です。
今更ですが、いろいろなものが本当に便利になりました。
最後に網戸。
これが閉まっている状態。
この網戸は左のフックを押すと開きます。
”パチンッ” 次の瞬間・・・
・・・・すごいスピードで網戸が開きます。
右の縦のラインというか棒というか。ピンボケですよね。
フックを外して即シャッターを押してこの位置です。
初めの写真に戻っていただくと、網戸が開いているのがわかります。
この写真ではわかりにくいのですが、閉まっている状態では小さな虫でも
入り込む隙間はなさそうです。
5~6年前のこのスライド式の網戸は、上下がたるんでしまい、網はあるものの
小さな虫なら簡単に潜り抜けて室内に入ってしまうものが多かったように思います。
弱かった上下の隙が改良されました。
住宅設備メーカーさんは年々商品開発を進められ、世の中に少しづつ改良された
良い品物を提案していると思います。
そういう意味では本当に便利な世の中になったと思います。
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