Loading...

建築ブログ

06.27 | RC造

RCの家@逗子

4月に新しい家づくりの始まりでご紹介したRCの家@逗子。

時間が空きましたが、ようやくご紹介させていただく準備が整いました。

H鋼挿入

H鋼を挿入し、いつものように矢板をはめて山留工事を行います。

配筋準備

正面奥に見えているのが、完成した山留めです。

多くの場合、山留工事は接道部分以外の3方向に行います。

こんな感じ。

過去の山留状態

ところが今回は、東側1面だけに山留工事を行っています。

その理由は大きく2つあって、そもそもそれほど高低差が大きくないということ。

もう一つは、北西角地で、南側もお隣様との距離が十分に確保できるから。

というのも、コンクリートの打設を行うには、生コンをサンドイッチのように挟んで、固まるまで固定する必要があります。

施工する住宅側は、型枠を設置するので問題ありませんが、お隣様側との境界の間に距離がないと、外側に型枠を設置することができないのです。

でも、今回は北東の角地で、南側も十分に余裕があるので、住宅の外側にも型枠を設置できるスペースが取れます。

であれば、山留工事を行うよりも型枠を設置して、工事完了後、埋め戻した方が良いと判断しました。

 

配筋完了

写真、中央上部に車が見えますが、その左下側に見える型枠が、それです。

型枠を設置するということはそれを支えるスペースが必要、お隣様との間に十分な距離がなければできないということです。

コンクリート打設1回目

大きくて重いRC住宅を支える基礎=耐圧盤のコンクリート打設が始まりました。

地中梁の配筋

地中梁の型枠を支えている写真です。

このようにガッチリ支える必要があるので、それなりにスペースが必要です。

山留があれば、このものものしい型枠の代わりをしてくれるというわけです。

コンクリート打設2回目

コンクリート打設工事がはじまりました。

1階の床配筋中

完成した梁の上に、いよいよ床にあたる配筋工事が行われました。

緑がかった白い板は断熱材です。

コンクリート打設3回目

3回目の打設工事が、床の躯体になります。

防水処理

コンクリートが固まり、型枠を外したところです。

茶色く塗ってあるのは、コンクリートに塗膜をつくる防水材です。

以前にもご紹介しましたが、コンクリートのテラスの床などにも使われるエクセルテックスです。

埋め戻し

一旦埋め戻しますが、躯体完成後、配管などを収めるため、この段階では仕上げません。

配筋中

これより1階部分の配筋工事に入ります。

柱を構成する、配筋の束が目立ちます。

コンクリート住宅の構造には、壁式構造とラーメン構造という2種類の工法があります。

壁式構造は文字通り、天井と床を含めた6枚の壁で空間を構成する構造です。

ラーメン構造とは、柱と梁でフレームをつくり、建物を支える工法です。

それぞれの構造に特徴がありますが、壁で支える壁式工法だとどうしても動かせない耐力壁が必要です。

ラーメン構造だと、耐力壁が少なく済むため、壁のない大空間をつくることが可能です。

今回はこのラーメン構造を採用しています。

 

神奈川で鉄筋コンクリート(RC)の
注文住宅を建てるなら、
一級建築士事務所 奥建設・
奥建築設計事務所にお任せください。
鉄筋コンクリートの強度を活かし、
傾斜地を地下室や地下車庫の用途で
有効活用するプランの
実績が豊富です。

株式会社奥建設
奥建築設計事務所
0120-03-4836

神奈川県横浜市戸塚区
矢部町1828-45
TEL:045-392-3061/
FAX:045-392-3062