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建築ブログ

09.22 | 混構造(木造+RC), 賃貸併用・事業用建物

グループホーム建設工事@川崎市宮前区~地下1階コンクリート打設工事まで

先月、地下1階の配筋工事までをご紹介したグループホーム建設工事。

地下1階配筋完了

手前側、オレンジ色の型枠の上に、配筋されているエリアがA工区。

奥の壁の配筋工事が終わり、天井の型枠がまだ置かれていないところがB工区です。

これまでA工区、B工区と、2期に分けて工事を進めてまいりましたが、これから型枠を設置し、1階床の配筋を終えたところで追い付き、同時進行となります。

型枠設置中

ということで、まずは天井部分の型枠を設置していきます。

写真中央に、ばんじゅうのような、跳び箱を組み立てているようにも見える箱が重なっています。

これは何かというと、

完了

このようにB工区の壁配筋で仕切られた区割りごとにレイアウトされました。

この周囲に1階床の配筋工事を行い、コンクリートを打設し固まれば、この枠内には穴があきます。

この穴は、ダメ穴と呼ばれ、コンクリート打設後、必要となる穴です。

養生期間を経て硬化した後、地下の壁面に設置した型枠や単管パイプ、サポートなど、残された資材を取り外し、撤去=上階に上げる作業が必要になります。

その資材を持ち上げる際にこのダメ穴を通じて持ち上げるというわけです。

念のため、内部をご紹介すると、

内部の様子

前回ご紹介した光を通す型枠がトップライトの役割を果たして、内部に光を届けています。

重量のある生コンクリートを支えるために物々しい装備がされた地下1階。

一つ一つの建築資材の重量も相当なものです。

なので、ところどころ、適切な場所に搬出する穴が必要なのです。

ちなみに、ダメ穴は役割を終えた後、塞ぎます。

1階床面配筋完了

というわけで、B工区の1階床面工事が終わり、A工区に追い付きました。

階段も

階段の配筋もこの通り。

「この階段から持ち上げればいいんじゃない?」

と思ってしまいそうですが、距離があるし、重いし、狭いし、何より真上に持ち上げることができないので、打設したばかりの階段をバタバタと歩くことになるので、とても現実的とは言えないのです。

さて、これで、B工区がA工区に追い付きました。

これからの工程は、同時進行で行った方が効率的です。

コンクリート打設中

なんせ広いので、大量のコンクリートが必要となります。

写真中央、カマキリのようにアームが2本出ているのがポンプ車です。

通常の住宅であれば1台で済みますが、今回は2台でないと間に合いません。

右手に見えるコンクリートミキサー車で生コンを供給するわけですが、これも必要な量を供給するためにひっきりなしに現場に到着します。

完了

というわけで、地下1階部分のコンクリート打設工事が終了しました。

墨出し中

ある程度硬化した時点で、今度は1階部分の配筋工事を行うための墨出しを行います。

完了

墨出し作業を終え、必要な養生期間を経て、

型枠設置から

地下の型枠、単管パイプ、サポートを解体し、床上に運搬して、1階の外まわりの型枠設置作業に入ります。

配筋へ

外の型枠を終え、内部の壁配筋を終えたところ。

すっかり夕方になっています。

内部の型枠を設置

地階で使った型枠などの建材で、使えるものはそのまま使い、必要なものだけを新規に追加して、1階部分の型枠設置を完了しました。

 

35℃を超える猛暑が続いた夏もようやく終わり、来週から秋を実感できる気候になるようです。

秋分の日といえば、秋の折り返し、中間点という位置づけでしたが、夏が長くなり、季節の変わり目になってしまった感があります。

2か月を超えるこの猛暑の間、外の工事が続く中、大きな事故がなかったのが何より。

気温は下がりますが、工事はまだまだこれからです。

引き続き気を緩めることなく、安全第一を最優先に、品質、効率を追求しながら工事を進めてまいりたいと思います。

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