古都、鎌倉に建築した鉄筋コンクリート造3階建ての賃貸マンションです。その地は、平日でも観光客でにぎわう小町通りから1本奥に入った、鶴岡八幡宮のほど近くにあります。
駅前の利便性の高い約52坪の土地に建てた賃貸併用住宅です。賃貸住宅は全部で7室。1Kから2LDKまで用意され、すべてバリエーションを変え、広く募集できるようになっています。1階のお部屋はバリアフリー対応で玄関、廊下、お風呂、トイレと必要に応じて手すりやイスを設置しています。
道路と敷地に若干の高低差がある土地でしたので、計画当初は地下を造ることも検討しました。しかし今回は、オープン外構でカースペースをつくるプランの方が費用対効果が高いと判断しました。
2015年に新築した『地下室地下車庫のある家』と同じ敷地に建つ賃貸住宅です。当時新築した住宅は、庭先と崖地に道路と敷地の高低差を活用して建てたので、元あった家の敷地に建築。
地域の地主さまからご発注いただいた賃貸マンションの施工です。決められた予算内で、目標賃貸収入を実現できるプランを提案してほしいというご要望を実現しました。
もともと古いアパート経営をされていたのですが、建て替えを機により敷地を有効に使おうと、賃貸マンションに建て替えました。ワンルーム18戸、2LDK9戸の4階建て賃貸マンションです。
賃貸向けワンルームマンションの事例です。
当社が賃貸(併用)住宅の建築で選ばれる理由は大きく5つあると思います。
設計事務所を兼ねた建設会社だから、営業、設計、積算、施工管理それぞれの役割の社員が意見をぶつけあって、ベストな提案ができる。
計画段階から積算の担当者も参加しているので、見積りが早く、ご予算と大きな差が出にくい。
工法に限定されないので、ご要望に対して最適なご提案ができる。
自社設計、自社施工だから、100坪くらいまでの土地に対する計画であれば、無駄なコストがかからず、費用が抑えられる。
中堅・大手のゼネコンやハウスメーカーでは、通常請け負うことが難しいと思われる狭小地、変形地、傾斜地などでも積極的にチャレンジする。
詳しくご紹介しましょう。
一般に、中堅以上のゼネコンは、設計は外部の設計事務所に外注し、自社内では、営業、積算、施工を分業で行うケースが多いようです。事業計画が大規模なものであれば、細かい工夫よりも、規模のメリットを生かした分業体制で進めた方が良いかもしれません。
しかし、限られた土地に計画する賃貸住宅であれば、それぞれの役割を担う担当者が一堂で会する場をもってアイディアを磨き、最適な方法を選択する方がメリットは大きいと思います。一度建てると数十年は建て替えられません。貴重な土地であればあるほど、考え尽くした最適なプランで建てるべきだと考えます。
設計と積算が完全に分かれている会社では、想像以上に予算の把握に時間がかかります。設計を別会社に発注するとなれば、言わずもがなです。計画段階から積算担当者が加わっていれば、見積までの時間も早いし、大きな差が出てしまうようなプランは、初期段階で却下されるので時間を無駄にしないで済むのです。
会社によっては、ツーバイフォー工法でないとできないとか、軽量鉄骨でないと請け負えないという場合があります。なぜそうなるかというと、一つの工法に特化する方が、その会社にとってメリットが大きいからです。そのような場合でも、お施主様は気付かないことが実は多いのです。それは、他の工法を選べば、こんなことが出来るというこ とを誰も教えてくれないからです。当社では、敷地の条件やお施主様の希望条件、その他の諸条件を鑑み、最適な工法をご提案させていただきます。
設計を外注すれば、それだけ費用がかかります。また、実際には下請けである工務店が建てるハウスメーカーに依頼すれば、ハウスメーカーの取り分だけ、費用が高くなります。自社設計施工で、無駄なコストをかけていない少数精鋭の建設会社に依頼すれば、同じ建物であれば費用が抑えられるのは当然と言えます。
ただ、少人数で担当するので、そのキャパシティを超える規模になると外注せざるを得なくなり、効率は悪くなります。
もともと高低差を活かした『地下室地下車庫のある家』が得意なこともあり、高低差のある土地や崖地の活用方法をご相談いただくことが多く、今ではフラットな整形地のご相談をいただくことの方が稀です。他所で断られた困難な土地でもぜひご相談ください。積極的に対応させていただきます。
当社で建てた賃貸住宅の事例をご紹介しましょう。
東京都下の駅前再開発内に立地する、駅歩1分の敷地です。
片側2車線の国道に面する 60坪程の角地に建つRC造の賃貸併用マンションです。
角地緩和も使えるこれ以上ない立地でしたので、建蔽率容積率を最大限活用することをご提案しました。敷地の形状が、ひし形に近いため、長方形の建物では最大限活用することができません。そこで、建物の形状をある程度自由にできる RC 造で、敷地形状に合わせた建物をご提案しました。RC 造は他の工法に比べてややコストは上がりますが、減価償却期間が長く、長寿命でもあるので長く安定した経営には最適です。
敷地形状に合わせた配置による面積の純増は5%程度=10坪(33m²)程度ですが、好立地で競争力があるため、家賃に反映できると判断しました。
横浜市郊外に建つ賃貸住宅です。
この賃貸住宅が建つ前は、ご自宅がありました。
当該敷地は、高低差のある高台で、擁壁がありましたが、高低差を利用して地下2階地上1階建てのご自宅を建築致しました。
配棟計画を図解するとこのようになります。
外階段を上がらずに自宅へ入れる地下2階層の家をご自宅として建築し、空地となった旧自宅の敷地に賃貸住宅を建築するという土地活用法です。
今回の場合は、駅前ではなく住宅地に立地することから、単身者用ではなく、若いご家族が暮らせる2LDK タイプをご提案しました。子育て中のファミリーがターゲットですので、上下階で暮らす1-2階のメゾネットタイプにし、音の問題を回避しました。
お客様のご事情、ご要望に合わせて、フレキシブルに提案させていただきます。
ご興味がございましたら、建築相談室までお問合せください。
神奈川で鉄筋コンクリート(RC)の
注文住宅を建てるなら、
一級建築士事務所 奥建設・
奥建築設計事務所にお任せください。
鉄筋コンクリートの強度を活かし、
傾斜地を地下室や地下車庫の用途で
有効活用するプランの
実績が豊富です。
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