昨日あたりから、急に寒さがゆるんできたように感じられます。
いよいよ春が近いですね。
さて、3週間ほど前に模型でご紹介した、『多層階二世帯住宅@三浦海岸』
いよいよ工事が始まってまいりました。
早速ご紹介していきましょう。
まずは、混構造を支える基礎をつくるための準備です。
通常、水盛遣り方という、基礎の位置を出す方法をとりますが、今回は隣地の塀の基礎が近いため、
杭が打てません。そのため、白線で基礎の掘削位置を明示します。
基礎の立ち上がりに沿って掘削を行い、その上に砕石を敷きます。
砕石の厚みは10cm。
設計通りに実行、第三者にもきちんと説明できるよう、写真もとっておきます。
砕石を敷いたら、防湿シートで覆います。
このあと、捨てコンでかため、配筋の位置を記したあと、鉄筋を組み上げ、コンクリート打設工事に進みますが、
この段階で、湿気が上がってくるのを防ぐために、防湿シートで覆うのです。
墨出しと言われる、配筋の位置を決めるため、捨てコンで固めます。
コンクリートが薄く、少し粗いように感じられるかもしれませんが、この捨てコンは強度は関係ありません。
あくまで墨出しと言われる、位置決めのために固められるコンクリートです。
基礎の立ち上がりの鉄筋が組まれてしまいましたが、この下に少し赤いラインが書かれているのですが見えますでしょうか?
これが墨出しと呼ばれる位置を表したものです。
このあと、立ち上がりに囲まれた島のようになっている部分も鉄筋が組まれ、最終的にコンクリートで固められます。
基礎全体をコンクリートで固めるベタ基礎という工法ですね。
工事が進み次第その模様もお知らせしていきましょう。
工事は進みます。
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