2月にご紹介した、『多層階二世帯住宅@三浦海岸』。
工事の続報です。
前回は配筋までの状態をご紹介いたしましたが、工事は進んでおります。
1階RC部分。
車の上の建物中央部が、アールのバルコニーです。
この位置だとアールには見えにくいかもしれません。
模型に戻っていただくと、うっすらアールだということが分かると思います。
その後上棟。
家らしくなってきました。
何度かご紹介しております、ホールダウン金物の取り付けです。
RC造部分と、木造部分をしっかりとつなぎます。
こちらは工事途中の3階から上を見上げたところ。一番奥が屋根の裏側です。
屋根の骨組み(垂木・たるきといいます)の間にダンボールのスペーサーを設置し、
この中を空気が通るようにしています。
真夏の太陽に熱せられて屋根にこもった熱が、この通気層を通って外に抜けることで、
夏の暑さを和らげます。
さてこれは、初めてご紹介します。
バルコニーにあたる部分の雨水を吐き出す排水口です。
バルコニーの床には、FRP防水という、ヨットなどにも使われる防水性の高い素材で
覆ってあります。
このあと、スリップしないようにチップ材の入ったトップコートで塗装して
仕上げていきます。
こちらは、外からサッシを見たところ。
雨が降って風が強い日などは、水が入り込んでしまう危険がありますので、
バルコニーからサッシまでの高さは12cm以上あけなければいけません。
これは証拠写真。13cm程の高さがとれていますね。
8月お盆前ころのお引渡しを目指しています。
工事は進みます。
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