本日撮影に行ってまいりました、小高い丘に建つ賃貸住宅@金沢区。
何度かご紹介しておりますが、この賃貸住宅が建った土地には、
もともとお施主様のご自宅がありました。
こんな感じ。
これは解体直前の写真です。
このご自宅にお住まいの時、前面道路とこの土地の関係はこのようになっていました。
この奥に建っていたんですね。
6mの高低差がある正面の階段を上り、ご自宅に帰宅されてました。
この土地を有効活用して自宅を建て替えよう!と昨年ご自宅が完成しました。
あれから1年。
元あった自宅を取り壊し、離れに賃貸住宅を建てられました。
賃貸併用住宅ではありません。
別棟の賃貸住宅が建ったのです。
別々ですから、賃貸住宅に住まわれる方の物音が気になることもありませんし、
お施主様側も気を使わずに暮らすことができるのです。
お庭と擁壁を有効活用することで実現できたのですからメリットは大きいです。
完成した建物をご覧頂きましょう。
右側に見えるのは、1年前に完成したご自宅。
左手が賃貸住宅です。
メゾネットタイプの3世帯です。
手前側はお施主様のお庭です。
ご自宅は地下2階地上1階建てですから、ほとんど陽の光は遮られません。
室内のお写真も少しだけご紹介しましょう。
こちら2階のリビングです。
タイプは3つとも同じですが、正面右のアクセントウォールの柄や、
床の色味なども3タイプとも異なります。
こちらは渋めの黒系ですね。
タイプは2LDK+ロフト。
通常3人から、お子様が小さければ4人までは余裕で暮らせます。
賃貸住宅ですが、浴室暖房乾燥機が付いています。
共働きの御夫婦が増えていますので、雨の日でも浴室で衣類を干せるのは絶対便利。
賃貸住宅では浴室乾燥機がないお部屋もまだまだ多いそうです。
こちら階段下収納。
空きスペースは無駄にしません。
階段下ですから空きスペースの高さが変わります。
なので扉は2つ。
しかし、中は仕切っていません。
背の低いものは左の扉から、高いものは右の扉から出し入れします。
仕切ってしまうと中途半端に大きいものがどちらにも入らなくなってしまいます。
なので仕切りません。これ、大正解。
家の中のお写真は、スマートフォンではこれが限界。
あとはカメラマンさんの撮影した画像を待つことにしましょう。
さてここで問題。
これはなんでしょう?
わかる方はわかるかもしれません。
北側玄関上に設置された、エアコンの室外機置き場です。
リビングにはエアコンを設置していますが、それ以外は借りる方のご判断で付けていただきます。
ご自身で追加することになった場合、室外機置き場がないと皆さんバラバラに付けることになって、
乱れがちです。
しかもエアコンの室外機はドレンという排水がホースから出るの、ご存知でしょうか?
ドレンの水が床に垂れ流されている状況をご覧になったことがある方も多いと思います。
南側であれば、比較的乾きやすいのでまだ良いのですが、北側にドレンが排水されると
なかなか乾かなくて、黒ずんだり、赤く変色したりしてとても汚く見えてしまいます。
そこで、室外機置き場の下には排水管も用意しています。
ん?これじゃわかりにくいですか?
それでは、もう少しわかりやすく、
室外機があると想像していただき、そこから青いホースが伸びて、黒い配管に接続、
排水されるという流れです。
実はこういう細かい気配りが賃貸住宅の価値を落とさず、いつもまでも建物を
きれいにキープ出来たりするのです。
賃貸住宅はどうしても、いくら投資していくら回収できるか?
という計算ばかり考えてしまいがちなので、このような先回りした投資をすると、
投資額が上がって利回りが下がることになるので、やりたがる方が少ないです。
でも、時はマイナス金利の時代。
多少利回りが悪くなっても長期的に安定した回収を得られるように、
汚れにくく、長持ちする価値の高い賃貸住宅を建てるというのも
アリだと思います。
写真が仕上がるまで今しばらくお待ちください。
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