昨日の日経朝刊に住宅ローン金利に関する記事が出ていました。
昨年夏ごろを底に少しづつではありますが、固定型の適用金利は上昇に転じています。
記事では、『日銀の次の一手は緩和ではなく引き締めを予想するエコノミストが増えた』
と伝えています。
理由は、原油の上昇により物価がジワリと上がり始めていることと、米長期金利の上昇が
日本の金利に上昇圧力を加えている、と。
でも、そんなに急にあげられるわけもないですよね、これだけ緩和しておいて。
記事でも、物価は上昇リスクより下降リスクの方が高く、利上げにはもう少し時間がかかりそうだ
と書いていました。
つい何日か前、ユニクロの柳井さんも、『残念ながら日本の給料は上がっていない。
値上げは考えられない』なんて言ってましたね、決算発表で。
いずれにしても、固定金利が2%を切る、超低金利状態であることに当分変わりはないようですし、
これ以上大きく下がることもないと考えてよいでしょう。
消費税の増税まではあと2年半。
住宅建築の予定がある方には、引き続き『建てどき』といえる状況だと思います。
さて、先行して決断された、『地下室・地下車庫のある家@横浜市青葉区』。
工事が進んでいます。
前回は地鎮祭の模様までご紹介しました。
はい、進んでおります、一次掘り。
奥まで掘りますので、山留作業を行うための車が入れるところまで、まずはどんどん
掘り進めます。
掘り進めたあと、このH鋼を埋め込んで、二次掘りを行います。
といってもそのまま打ち込むわけにはいかず、
このように、おなじみの建柱車で穴をあけ、そこにH鋼を埋め込みます。
打ち込みながら、堀ながら、山留めの支柱を作っていきます。
こんな感じです。
一通りH鋼が打ち込まれた後、上部をアングルといわれる横架材のようなものでつなぎます。
これで、山留めを終えたときに、整然とした仕上がりになります。
こんな感じ。
矢板がきれいに収まりました。
地下を掘り終え、砕石をひき、上から押さえる=転圧を終えた状況です。
遺跡のように、島が残っているように見えるのは、最終的に埋まるところだからです。
掘ってある所に地中梁がきて、残っているところは地盤になるということですね。
余計な湿気が上がってこないように、この段階で防湿シートを設置します。
墨出し=位置を書き出すために捨てコンを施工しています。
捨てコンで全体を覆いました。
乾燥を待って墨出しを行います。
墨出しの目印に従って配筋を行います。
色が濃くなっているところが転圧の時に深くなっていたところ=地中梁になっています。
中央の薄いところは、島になっていたところです。
いずれも、構造計算によって導き出されています。
地下スラブ面のコンクリート打設が完了しました。
左手前の穴が開いているところ、何かわかります?
これは、エレベーターピットです。
実は新築時はエレベーターはつかないのですが、将来つけられるように
準備しています。
エレベーターは下部にモーターが来るので、そのスペースを開けておく必要があるんです。
また、ちょうど中間あたり、やや左上から右ななめ下に境目が出ていますよね?
これは、奥が地下車庫、手前が地下室内の境目になっています。
手前側、地下室はフラットですが、奥の地下車庫は右から左の道路面へ、
下り勾配になっていて、水が入っても自然と流れるようにしてあります。
工事は進みます。
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