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建築ブログ

09.28 | RC造

RC賃貸併用住宅基礎工事

8月1日の当ブログでご紹介したRC賃貸併用住宅。

あれから2カ月過ぎ、工事が進捗してきました。

基礎配筋中

この写真が、2カ月前にご紹介した最後の写真でした。

配筋が組み終わり、いよいよコンクリートを流し込みます。

 

コンクリート注入

ただ流し込めばいい、というわけではありません。

気泡が入らないよう、慎重に進めます。職人の技量が求められる施工なのです。

基礎部分注入完了

きれいに打設されました。

 

型枠取り外し

適切な乾燥期間を経て、基礎にあたる部分のコンクリートが仕上がりました。

コンクリートの乾燥時間は、短くても長過ぎてもダメなのです。(詳しくは『コンクリート打設工事が肝』へ)

手前の角(かど)の鉄筋と、その右手の鉄筋の太さが違うのがわかりますか?

柱は太く、壁はそれに比べて3割ほど細いのです。

 

圧接作業

これは、鉄筋を切っているようにも見えますが、上に向けて接合しているのです。圧接といいます。

その前の写真を見ていただくと、これから上に向かって建っていくにしては、鉄筋が短いですよね?

このように圧接作業をして、上に向かって建てていくのです。

『最初からもっと長い鉄筋を使えば?』という声も聞こえてきそうですが、現実的には作業がしにくいですし、

危険も多いのです。

 

1階部分型枠設置

鉄筋の圧接作業が終わり、1階部分の型枠設置が始まりました。

黄色くテカテカした部分が、コンクリートに直接触れて押さえる部分です。

赤い丸で囲った、両脇が白くなったバトンのような棒が見えますでしょうか?

棒の部分をセパレータ、白い部分をピーコンとよび、型枠同士を固定する道具です。

コンクリートを流し込んでいけば相当な圧力がかかります。その圧力に耐えるため、型枠同士をこの

セパレータとピーコンでしっかり固定するのです。コンクリートの打設を終え、乾燥して型枠を外すと、

セパレータはコンクリートの中に埋め込まれ、ピーコンは外されます。

基礎の写真をもう一度見てみましょう。

ピーコンの跡

 

コンクリート打ちっぱなしに見られる丸い跡。これこそがピーこんを取り外した跡なのです。

 

 

1階部分型枠設置完了

セパレータとピーコンでつながれたもう一方の型枠が設置された状況です。先ほどの黄色いテカテカしたパネル同士が、

角材で支えられた合板の内側で向き合っている状態です。そこにコンクリートが注入されます。

 

1階部分の型枠を上から見たところ

1階の天井にも型枠がはめられました。2階から1階部分の型枠を見ています。

 

2階床の配筋

2階の床にも配筋されました。

このような作業を繰り返し行っていきます。

 

来年の3月竣工を目指し、今日も現場作業は続きます。

 

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