05.27 | 混構造(木造+RC)
完成間近!混構造で建てる保育園@川崎市高津区
継続的にご紹介してまいりました、『混構造で建てる保育園@川崎市高津区』。
いよいよ完成が近づき、お引渡し前の撮影を行ってまいりました。
この場でご紹介させていただきます。
南西側外観
こちらが、南西側。
この建物だけを見ると木造2階建てになります。
左手が保育園の正面入り口です。
北東側外観
こちらが裏側、RC地下2階、木造2階建ての4層構造になります。
南西側から北東側に傾斜のある立地だったんですね。
一番最初の頃にご紹介した、建物が建つ前の現場の写真がこちら。
地下2階
結構な傾斜ですね。
全体が傾斜しているので、先ほどの北東側外観も少し下がったところから撮っています。
フラットだと見えるのですが、車庫の床面がかわいらしいんです、こちら。
床がチェックの地下車庫
ね?保育園の地下車庫って感じでしょ?これを見た後に、もし一般的な住宅と同じグレーの床だったと想像したら殺風景な感じですよね。
さあ、では正面玄関側から順にご紹介してまいりましょう。
1階奥から玄関を見たところ
丸い窓が見える扉が、1枚目の外観の写真で見えていた玄関扉です。
あの扉を開けて、右手の靴箱に履物を入れ、手を洗ってお部屋に入るという動線です。
この写真では見えませんが、扉の左手に職員室があります。
職員室
机や椅子がまだなのでピンとこないかもしれませんが、先生がたがこちらで親御さんを迎えるわけですね。
0-1歳児保育室
こちら0-1歳児用の保育室です。
奥に長いでしょ?南西の木造二階側から、北東4層に向けての画像です。
奥行きがあります。
畳スペース
畳コーナーは、お昼寝や、おむつ替え等々・・・便利なスペースになりそうです。
ピンクの壁
ちらりと見えていたこのピンクの壁。保育室の真ん中にドドンとあります。
この壁のある面はホワイトボードになっていて、お絵かきができたり、マグネットで模造紙を貼り付けたりとなかなか便利なのです。
ただ、役割はそれだけではありません。
閉
こちらナナメから見た状態。
上部にレールが見えますね。
これを開くと、
開
このように3枚引き戸のようになります。
先ほど申し上げた通り、奥行きのある細長い建物ですから、このパーテーションで仕切ることで、奥行きのある広場を3分割することができます。
3分割できるというこは、3つのテーマで遊ぶことができるということです。
シアター階段
さて、こちらは階段が二つにわかれています。
向かって左側は2階に上がる階段ですが、正面はアニメやテレビなどを見ることができるシアターになっています。
椅子の下はA4サイズまでの書籍が入れられる本棚になっていて、絵本を読むスペースでもあります。
客席からの眺め
まだありませんが、正面にスクリーンが来る予定です。
冒頭ご紹介した手洗い場が見えますね、こちらのスペースは廊下の一部を活用したシアターです。
上のネットが気になるでしょ?2階にいる子供たちは、フィールドアスレチックのようにネットでも遊べびます。
アールの下がり壁
シアターの一番上=階段の踊り場で相互に行き来ができるようになっています。
行き止りをつくらないのがミソです。
階段下収納
こちらは、この階段の下を活用した収納です。
つきあたり右に行くと、先ほどのピンクの壁があったホールに出ます。
タイムトンネルのようにも見え、遊び場としても活用できそうですが、実際には収納として活用することになるでしょう。
2階風のホール
階段を上がった2階風のホール。こちらは大空間です。
正面にお手洗いを設けました。
ハイサイドサッシ
お手洗いの上部にはハイサイドサッシを設け、光と風を取り込みます。
滑り台
このホールからすべり台で1階へ。
このすべり台は非常時の出口としての役割も兼ねています。
屋上のデッキ
眺めがいいですねえ。緑も多い良いところです。
ここでは、幼児用の自転車などで遊べます。
普通の公園などではこんな眺めはなかなか体験できません。
食事室
こちらは、お食事室です。
食欲がわきそうなオレンジ色のアクセントウォールに、緑が映えます。
厨房
厨房も業務用の機材が並びます。
本格的な調理が可能な厨房です。
緑の多い、よい環境です
ようやく完成へ。
子どもたちに遊んでもらえる日が来るのが待ち遠しいですね。