もうはや、来週の土曜日は夏至ですね。
そこから10日もすれば、2019年も折り返し、7月に突入します。
早いですね!
いよいよ東京オリンピックの1年前となります。
先の事ばかり考えていても仕方がないので、1日1日しっかりと過ごしていくしかありません。
さて、継続してご紹介している、「RC4階建ての家@川崎」の模様です。
前回は1階床=スラブ部分の配筋の模様までご紹介していました。
その後、スラブのコンクリート打設を終え、1階の配筋工事に入っております。
こちらが1階室内の壁の配筋です。
黄色い配線は電気系統の配線です。
今回は、室内の壁面をコンクリート打ちっぱなしで使う予定です。
石膏ボードやクロスで覆わずに、硬いコンクリートのまま壁として使うということですね。
なので、配線などもコンクリート内部に埋め込み、外に出さないようにしています。
打ちっぱなしの壁に直接コンセントがあるイメージですね。
配筋が済んで、配筋の壁を型枠で挟みます。
鉄パイプが並び、整然としています。
キレイでしょ?
あらわになっていた、壁面の”芯”となる鉄筋が型枠に覆われました。
内部全体が型枠に覆われたこの時点で、1階の天井=2階の床のコンクリート打設工事を行った時に型枠の下部分を支えるサポートを配置します。
これはちょっとわかりにくいかもしれませんので、どのようになるか過去事例の写真をご紹介しましょう。
地下車庫工事の時におなじみの画像。
こんな感じで下から支えるんですね。
これが上部の型枠を設置する前の、サポートが下から支えるている様子です。
これだけしっかり支えられていれば、安心ですね。
はい、最後に型枠でふたをし、さらに1階の天井=2階の床になるコンクリートの”芯”の配筋が終わったところです。
ちなみに、左側に高さの低い型枠が載っているのわかります?
マンションなどでもそうですが、水まわりの床は他に比べて、低くしているんです。
浴槽などは少し低い方が入りやすいですし、その他の水まわりも少し低くしたほうが勾配が確保しやすいということもあって。
そのために、このレベルのコンクリート打設を行う時、水まわり部分の高さをこの型枠で抑えておきます。
あと、この型枠のやや右奥に、銀色っっぽい天窓のようなところがありますよね?
これは、1階にあるものを2階に運ぶために空いている穴なのですが、さて、なにを通す穴でしょう?
はい、こちらの正解は、1階で使った型枠を2階で使うために、空いている穴なんですね。
あらかじめ通り道をつくっておかないと、運ぶのが大変なんです。
いま盛んに言われている3R=リデュース、リユース、リサイクルの一環ですね。
さあ、工事はまだまだ、まだまだ続きます。
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