冒頭の写真、先月実施しました、当社安全大会の模様です。
このところ、涼しい日が続きますが、35℃を超えるような日に、ずっと外でお仕事をするのは想像以上にハードです。
常に熱中症にならないように意識していないと危険です。
そのあたりの注意喚起を含めて、7月に実施いたしました。
今回の安全大会では、もう一つテーマがありました。
今年から、ある一定の高さを超える足場で作業をする場合には、フルハーネスを着用することが義務付けられました。
ハーネスというのは、安全ベルトのこと。
肩から腰にかけてベルトを巻き、高所で作業をするときにはフックをかけて、万一足を滑らせたとしても、落下することがないようにするもの、要は命綱です。
ワンちゃんが散歩しているときによく見る、胴全体に巻いているベルトを想像するとわかりやすいかもしれません。ちなみにあれもハーネスというようです。
職人さんの命を守るとっても大切なものです。
事故が起きてしまうと、当事者はもちろん、お施主様にも大変なご迷惑が掛かってしまいます。
そのあたりを徹底するために、このような会を開いています。
さて、RC4階建ての家@川崎。
工事の進捗をご紹介しましょう。
こちらは、すでにコンクリートの打設を終えている1階の床。
この床は最終的にタイル仕上げとなります。
そのまま、スラブの上にタイルを張り付ければよさそうですが、構造躯体のコンクリート打設では、最終の仕上がりレベルまで、フラットには仕上がりません。
タイルを張り付ける前に、モルタルで床を平らに仕上げる必要があるのです。
その高さの見本となるのが、上の写真、左手と中央に桟のようにモルタルで盛り上げた部分。
この高さを目安に、下地を均します。
見た目ではわかりにくいですが、これでタイルを施工する下地が仕上がりました。
美しいタイルの床面はこのような丁寧な準備があってこそ、可能なのです。
タイトルにもある通り、この建物は4階建て。
これが3階床ですから、建物全体の半分まできました。
あと2層分、躯体のコンクリート打設工事を残しています。
こちらは前回ご紹介した2階床の配筋を終了したときの写真。
赤いボーリングのピンのようになった部分に穴をあけて下層の墨だしを引き継ぎ、正確な位置を把握するというご紹介をしました。
コンクリートの打設完了後のお写真がこちら。
しっかり穴が開いていますね。
この穴により、正確な位置を把握することが可能になります。
3層部分の壁面等、正確な位置を確認し、配筋を行います。
くどいようですが、いちいち配筋のピッチを測って、記録を残し、間違いのないように工事を進めていきます。
これが、最上階4階部分の床の高さです。
工事はまだまだ続きます。
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