ちょうど1週間後の9/13、旧暦の8/15=十五夜です。
毎月、満月の日が訪れるのに、なぜこの日だけ特別なのか不思議でしたが、季節が良かったのにくわえ、お月見するのに高すぎず低すぎずちょうどよい高さだったから、ということもあるようです。
低いと隠れるし、あまりに高いと首が疲れる。
太陽と月の高度は、逆になるので、月は夏低く、冬高くなります。
そういえば、十五夜の10日後は、秋分の日。
月の高さもちょうど中間あたりに来るわけですね。
春分の日は、3/20頃でまだ寒くお月見を楽しむ気にはなりません。
そう考えると、十五夜はやっぱり絶好のお月見デーのような気がしてきました。
月を眺めながら美味しいお酒でも楽しみたいですね。
今年の十五夜には間に合いませんが、来年は楽しめるでしょう。
7月末に、地下のコンクリート打設工事の途中までご紹介しておりました、地下室地下車庫のある家@横浜市南区。
工事が進んでおります。
地下の打設工事を終え、木造の工事に入りました。
コンクリートの立ち上がりの上に載っている木が土台です。
下にコンクリートの立ち上がりがない、細い柱=鋼製束で支えられている横架材を大引といいます。
いずれも床を支える大切な建材です。
この木のマス目に断熱材をはめて、床断熱を行います。
断熱材の厚みを感じていただけますでしょうか?
クール宅急便で届く冷凍食品の発泡スチロールはこれほど厚くありませんが、外に冷気はさほど伝わりませんよね。この厚みで、冬の床下の冷気をシャットアウトしてくれます。
床板が設置されました。
これより上棟に向けて、足場が準備されています。
手前側のコンクリートの高さが奥に比べて高いのがおわかりいただけますか?
この写真も上からとっているのですが、高低差のある傾斜地なので、万が一崩れた時にも家が流されないように擁壁代わりにコンクリートの壁を造っているのです。
この高さも安息角(あんそくかく)という、土が崩れださない限度の角度から割り出さいれています。
上棟までは一気に進みます。
背面ががけ地であることがお分かりいただけると思います。
屋根の工事を早々に進めます。
これで雨が降っても大丈夫。
屋根裏には、空気の層を確保するスペーサーを施工します。
家の壁の内部に通気層を設け、湿気や熱を屋根の一番高いところ=棟から吐き出します。
棟換気といわれるものです。
壁面の内部です。
透湿防水シートの外側に貼り付いている板が通気胴縁です。
この上を外壁で覆っても通気層ができますでしょ?
この内部を空気が上昇して、先ほどの屋根裏内部を通って、棟から吐き出す、というわけです。
この通気層がないと、内部結露などにより湿気が発生した時に滞ってしまい、カビや腐朽菌が発生し家を傷めます。
湿気、水は家の天敵です。
いよいよ住宅内部へ。
工事は続きます。
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