表題の件要約すると、消費増税の負担を和らげる住宅ローン減税の期間を延長する(10年から13年へ)措置の運用を弾力化するということです。
従来では、本年内に入居する必要がありましたが、条件付きで来年末までに入居すれば、減税期間が13年に延長されることになりました。
その条件とは、2つ。
1つは、注文住宅の場合は本年9月までに請負契約を締結すること。
2つ目は、新型コロナの影響により、住宅への入居が遅れたこと、です。
新型コロナの影響により、入居が遅れたことを証明する書類を税務署に提出する必要がありますが、「外出自粛により、契約の締結が遅れたから」などという項目にチェックを入れる書式を用意してくれているので、多くの場合通ることでしょう。
今はまだ住宅設備メーカーのショールームも開いておらず、実際に大きな影響を受けていますので。
もう一つの9月末までに契約することというのは、少し忙しいですね。
でも、当社の得意とするRC造や混構造の場合は、もうそろそろ着工しないと年内入居は難しい時期に差し掛かるところでしたので、それを思うとチャンスが広がりました。
今まさに家づくりを検討されている方は、住宅ローン減税の期間を3年延ばせるチャンスが広がったと言えると思います。
人によってはこの3年で100万円以上の減税をうけられることになります。
とっても大きいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、こちらはすでに工事が進んでいる「地下室地下車庫のある家@横浜市青葉区」。
今回は地下の鉄筋コンクリート打設工事までの模様をご紹介しましょう。
山留工事のあと、型枠を設置してその上から断熱材を設置しています。
断熱材は、「カガクでネガイをカナエル会社」カネカのカネライトフォームです。
間から針金のように出ているのは、コンクリートの厚みを正確に確保するセパレータです。
断熱材の内側をコンクリートで打設します。
鉄筋の太さや間隔もすべて構造計算に基づいて施工しています。
周囲の配筋が終わり、地下の壁の配筋を行っています。
配筋が終わると、型枠を設置します。
型枠の間、コンクリートが流し込まれるところを上から見たところです。
先ほどのセパレータがしっかりと型枠の間に挟まれて厚みを確保しています。
中央やや下に黒い磁石の板のように見えるものが挟まっています。
これは耐震スリットと言って、わざと左側のコンクリートと右側のコンクリートの縁を切っています。
耐震スリットとは、大きな地震が来た時に柱や梁に悪影響をもたらす壁を切り離しておくための部材です。
地下の型枠が設置されました。
手前のベニヤがこちら側を向いているところは打設されない階段室です。
地下の天井、1階の床になる配筋が設置されました。
右側に間口6mほどの地下車庫、左手が玄関です。
あわせて10mほどあります。
いよいよコンクリートの打設が始まりました。
時間をかけてじっくり行う工事ですが、この場ではワープします。
打設後の仕上げ、均し作業です。
きれいに仕上がりました。
緊急事態宣言が続いていますが、粛々と進めてまいります。
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