7/27にアップしたブログに、SUUMOの編集長がインタビューされている記事をご紹介しました。
その新聞記事にもあったのですが、緊急事態宣言下、SUUMOの閲覧数が前年比で大きく伸びたと。
別の住宅ポータルサイトの情報でも同じような傾向が出ていました。
ある住宅ポータルサイトから、住宅会社へリンクした数の推移をグラフにしたものです。
昨年1月を100としています。
緊急事態が出された4月はそれほどでもありませんが、5月には1.6倍に膨れ上がり、それ以降落ちていません。
注文住宅の着工数は12か月連続で前年割れしている状況ですが、皆さん住まいに関する情報収集は盛んな様子。
緊急事態宣言が解除された後も、自宅で過ごす時間が増え、もっとこうしたい、もっとああしたい、という欲望が芽生えてきたのではないでしょうか?
こちらは新築ではありませんが、既存の住宅を自分でリフォームしようと、この暑い夏でもホームセンターが賑わっているという記事。
ある国産杉の無垢板の6月の販売量は前年比3.7倍にもなったそうです。
思うように動けず、自宅にこもりがちで、時間の余裕もある今、住まいの充実を図るのは理にかなっていますね。
さて、こちらは傾斜地を利用して、地下、1階、2階、小屋裏の4層を活用した二世帯住宅を建築している「多層階二世帯住宅」。
工事が進んでいます。
今回は夏の暑さ、冬の寒さを断つ、断熱材施工の工程です。
こちらは3枚窓が並ぶLDK。
左手がキッチンです。
窓回りにはビニール、柱にはガムテープなどを貼り付け、しっかり養生して、吹き付け断熱材が付着しないようにします。
養生したおかげで、柱も窓回りもきれいな状態が保たれています。
真ん中の窓の下にコンセントがありますが、このような複雑な形状にもうまく密着してくれるのが、吹き付け断熱の良いところ。
自然に優しいアクアフォームです。
こちらはキッチン。
小さい窓の上下に木材があるのは、キッチン収納の下地ですね。
その右手は冷蔵庫置き場。
この通りきれいに仕上がりました。
屋根裏にも断熱材を施工します。
左上が屋根の最も高い部分となる棟、右下の軒に向かって傾斜しています。
その傾斜に沿って屋根を支えているのが垂木(たるき)です。
垂木と垂木の間に設置されているのが通気スペーサー。
屋根とこの通気スペーサーの間に通気層をつくっています。
軒の通気口から空気を取り込み、棟の換気口から排出することで、陽の光を受けた屋根の熱を逃がします。
さらに、外気温の影響を受けないようにするために、断熱材を施工します。
今回のお住まいは、固定階段で上がる10帖弱の小屋裏収納がありますので、この屋根の通気層と断熱が効果を発揮することでしょう。
断熱工事を終え、室内側に石膏ボードを取付け、いよいよ内装工事に入ります。
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