Loading...

建築ブログ

12.02 | 混構造(木造+RC)

ガレージハウス@藤沢市~柱状改良工事

先月中旬にご紹介した、藤沢市のガレージハウス。

解体工事を終え、いよいよ工事がスタートしました。

まずは地盤改良工事の模様からご紹介しましょう。

解体完了

解体が完了し、杭と板と糸で、水平を確認しつつ建物の位置を囲っています。

確認のために、解体前の現地の状態をもう一度確認しておきましょう。

ビフォー

ブロック塀の土台から上が見事に解体されました。

計6台分の駐車スペースを確保するガレージハウスですから、道路に面する塀は不要となります。

ドリル

今回建てる家は、1階がRC造、2階が木造の混構造住宅です。

コンクリートの重みを支える地耐力を確保するために、地盤を補強します。

直径80㎝のドリルで地中深く掘り、引き上げる際にセメントミルクという液状の建材と土を混ぜ合わせて、地中に柱をつくります。

準備完了

巨大なおいなりさんのような袋に入っているのがセメントミルクのもとです。

柱を34本作るために使用するセメントミルクは10袋に及びます。

挿入中

2つのキャタピラ左手前あたりにピンク色のビニールのひもが埋まっているのが見えますでしょうか?

この目印に施工します。

木の杭は通り芯と呼ばれる何もない土地に家を建てる時の基準になるポイントです。

この通り芯によって建物の位置が決まり、建物を支えるのに適したポイントの地下に柱をつくります。

寄り

まずはドリルで掘り進み、基準の深さまで達したら引き上げます。

繰り返しになりますが、引き上げる際に、先端からセメントミルクを掃き出し、掘削された土と撹拌しながらゆっくりと引き上げます。

セメントミルク

セメントミルクの袋にナンバリングがされています。

34本の杭は、7本が5m、残る27本が2mの深さの柱となるので、投入するセメントミルクの量が異なります。

ナンバリングすることで、何本の杭にどれだけのセメントミルクを使ったのか、ペース配分がわかりやすくなります。

注入中

右に立てかけられている板のすぐ左、このパイプからセメントミルクが先端に送られ、地中に注入されています。

地盤改良工事を終えると、基礎工事へと続きます。

神奈川で鉄筋コンクリート(RC)の
注文住宅を建てるなら、
一級建築士事務所 奥建設・
奥建築設計事務所にお任せください。
鉄筋コンクリートの強度を活かし、
傾斜地を地下室や地下車庫の用途で
有効活用するプランの
実績が豊富です。

株式会社奥建設
奥建築設計事務所
0120-03-4836

神奈川県横浜市戸塚区
矢部町1828-45
TEL:045-392-3061/
FAX:045-392-3062