あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
予定通り1/6より仕事始め、昨日1/7より、本格的に業務スタートしております。
約1週間の年末年始休暇中にもたくさんのお問合せをいただきありがとうございました。
高低差のある土地が多い、神奈川県、特に横浜市では、土地の形状により、思うように建築できないケースが多く、「何とかうまく有効活用できないものか?」というご相談を多くいただいております。
今年もそういった難しい土地に向き合い、より良い解決策を提示して、1件でも多く解決に尽力できれば幸いに思います。
さて、すでに工事が始まっております、地下室のある家@神奈川区。
地下のコンクリート打設に向けて準備が始まりました。
早速見てまいりましょう。
前回までに、地下のスラブ=床のコンクリート工事まで終わっておりました。
次は壁。
まずは、周囲を断熱材で覆います。
その内側に配筋を行います。
その内側に型枠を設置します。
壁面に沿って施工した断熱材が反対側の型枠の役割を果たします。
内側の型枠はコンクリートが固まった後に撤去しますが、断熱材はそのまま躯体の一部となります。
壁面の型枠設置が終わり、これより地下の天井=1階の床の型枠にかかりますが、まずは天井を支える中央の梁。
こちらの型枠から設置しています。
中央に居る職人さんが、梁の型枠の下に鉄パイプ(=サポートと言います)で支えているのがおわかりいただけますね。
天井の型枠を設置しながらサポートで型枠を支えていきます。
かなりの量ですがまだまだこれから。
これで天井の型枠設置が完了した。
凹んでいるところが梁です。
この下がどうなっているかというと、
こんな感じ。
もう入れません。忘れ物でもしようものなら、取りに行くのが大変です。
壁面と天井に流し込まれる生コンを支えるには、これくらいのサポートが必要なのです。
配筋が完了し、これよりコンクリートの打設に入ります。
今回は、地下の躯体へのコンクリート打設の模様は省略させていただきました。
この画像は、躯体のコンクリートが固まった後の、1階木造部分が載る基礎の立ち上がりにコンクリートを打設している様子です。
打設終了後、立ち上がりの頂上部分を滑らかにするためのレベラーを施工します。
ご覧の通り、生コンよりシャビ―な感じです。
中央に見えるネジの頭が流し込む量の目安になります。
ど真ん中あたりに、ねじの頭がちょこんと見えるかと思います。
レベラーを流し込んだ型枠内部、白く映っているのは雲。
まるで鏡面のよう。
覗き込んだら顔が映ります。
ご覧の通り、立ち上がりの上は、湖に氷が張った時よりもきれいに固まった感じです。
これで、この上に土台を載せてもガタガタするようなことがない、というわけです。
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