建築ブログ
完成！ガレージハウス＠横浜市港北区
2週前にご紹介した、『完成間近！ガレージハウス＠横浜市港北区』。
無事完成し、撮影も行われましたので、全貌をご紹介いたします。
まずは、外観から。
間口が広く、奥行きが狭い外観
東西に間口が広く、南北の奥行きが狭い土地に建つガレージハウス。
前面道路もあまり広くないため、お施主様の１BOXカーは前から駐車することができません。
トンネルガレージ
裏側が私道につながっていて、車の出し入れは、こちら側から行います。
この車庫の位置が、設計する上での前提条件となります。
ツインガレージ
その上で、二世帯住宅で住まわれること、バイクをいじれる屋内ガレージが欲しいというご要望を受け、
トンネルガレージを中心に、東側を親世帯となるお母様のお部屋、西側をバイク用ガレージ、
上階を子世帯の住まいとしました。
バイクガレージ
バイクいじりをするには十分な広さ。
奥には、土間収納も設けてあります。
二つの玄関
向かって右がお母様のお部屋に続く玄関。左が子世帯2階フロアに続く玄関です。
内側でも行き来はできます。
でも玄関が分かれていたほうが、お客様がいらっしゃる時なども気を使うことなく楽しく過ごせますよね。
お母様のお部屋
床は無垢のオーク。
キッチンの壁材との相性がとっても良いですね。
子世帯エントランス
ちょうど写真を撮っているところに引き戸が一枚あって、仕切れるようになっています。
ガラスブロックからの光で、明るいエントランス。
あまり広くはないのですが、５段までの階段を蹴り込み板のないスケルトン階段にしているので、
狭く感じませんね。
子世帯キッチン
階段を上がって右を向くと、ダイングキッチンから西側のつきあたりまで抜けています。
子供部屋の引き戸を開けると、13メートルある家の端から端まで直線で見渡せます。
とはいっても、直線で抜けているのはドア一枚分。
開放感も必要ですが、緩やかに目隠しがあったほうが、落ち着いたりもしますので。
リビング
このリビング素敵だと思いません？
内と外のつながりを感じられるバルコニーリビング、シーリングファン、魚の骨を図案化したヘリンボーンフローリングに、
珪藻土で仕上げたオレンジの壁の色が相まって、リゾートホテルを思わせます。
奥のチェッカーフラグの部屋も気になる・・・
と、その手前の床に窓のようなガラスが・・・（矢印の部分）
主寝室わきの強化ガラス
このチェッカーフラグ柄のお部屋は、ご夫婦の寝室。
そのすぐ脇に、強化ガラスの窓。その下には・・・・
ご想像のとおり、冒頭でご紹介した愛車が眠りについています。
いつでも、眺められるように、主寝室の前に強化ガラスの床窓を作りました。
それでは、ご主人の気持ちになって、うつ伏せになってガラスに顔を近づけて覗いてみましょう。
イッツ、ショータイム！
疲れて帰って、シャワーを浴びて、『フー』っとビールをいっぱい飲みながら、愛車を眺める。
ご主人の笑みがこぼれる姿が想像できます。
しばらくすると、眺めているだけじゃ物足りなくなってくる・・・
『 下に降りよう 』
たまらず、ガレージへ
”自分たちの思い通りの家を建てる”というのは、本当に楽しいものですね。
そのほかの写真は、建築実例ページをご覧下さいませ。