早いもので、2013年も折り返しました。
7月です。
来年の3月末のお引渡しに向け、家づくりの計画がどんどん進んでいます。
追って、ご紹介していきたいと思います。
さて、小田原で始まりました、地下室地下車庫のある家。
初めてのご紹介です。
まずは、現地の状態から。
もともと4宅地の分譲地でした。
高低差のある土地の分譲だったため、擁壁が既に造られていました。
手前の低い土地を駐車場、階段を上がったところに玄関が来るように想定していたようです。
この『青空駐車場+外階段+2階建て』となるはずだった土地を、
室内階段で地下と住宅をつなぐ『地下室・地下車庫のある家』にかえていきます。
その前に、地盤調査から。
この土地が、定められた地耐力を持っているかどうか、荷重をかけて検査します。
SL-0.80mというのは、スラブレベルから-0.8mのところの地面を表します。
この場合のスラブとは地下車庫の床にあたる部分。
床から80cm掘ったところの地盤に荷重をかけた時にどれくらい耐えられるかを調べます。
掘った穴を、ユンボがまたぎます。
このように荷重をかけていくんですね。
一つ前の写真に、日付が入っていますが、この検査は昨年の夏に行われたもの。
地盤の調査というのは、とても大切です。
今回は、地盤強化をする必要なく工事をすすめることができましたが、十分な地耐力がなければ、
地盤を強化する必要が出てきます。
一般的には、硬い地盤まで届く杭を打ち、建物を支えます。
地盤を強化するとなると、数百万円単位で予算が増えてしまうことがあるのです。
ですので、まずは地盤調査を行ってどの程度予算に影響が出るのかを確かめてから、
細かな設計に入ったのです。
この段取りですと、安心ですよね。
地盤調査のあと、安心して設計を煮詰め、工事が始まりました。
地下室・地下車庫をつくるための掘削工事を行っています。
ある程度掘削が進んだ段階で、建柱車の登場です。
建柱車(けんちゅうしゃ)とは、掘削スクリューのついたクレーン車です。
この建柱車で、H鋼を入れるための穴を掘ります。
H鋼を入れて、矢板をはめて、山留めを行います。
このブログを読んでいただいている方にとっては、もう見慣れているかと思いますが、
初めての方のために、山留めが完了した別現場の写真をご紹介致します。
壮観ですね。
この状態から、捨てコン→配筋→コンクリート打設工事へ
と進んでいきます。
完成まではもう少し時間がかかります。
ひとつひとつの工程をしっかり進めてまいります。
工事は進みます。
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