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建築ブログ

08.21 | 地下車庫

完成!地下車庫工事@横浜市青葉区

6月からご紹介しておりました、地下車庫工事@横浜市青葉区。

いよいよ完成いたしました。

7月19日のブログでは、配筋が終了したところまでお知らせしておりましたので、

その工程から完成までの模様をお伝え致します。

DSCF7870

配筋完了

男性が奥にたっていますが、ここはコンクリートの壁になっていて、埋め戻した土を受け止めることになります。

今回の一つのポイントになるのですが、この壁と車庫の天井になる部分(配筋がむき出しになっている床部分)を

同時にコンクリート打設します。

DSCF7872

コンクリートミキサー車とポンプ車

5.5mもの高低差がありますので、今回はポンプ車で生コンを上部にあげます。

 

コンクリート打設工事

コンクリート打設工事

さて、コンクリート出設中です。

車庫の天井部分(上から見ると床)と、奥の壁部分同時にコンクリートを流し込んでいます。

高低差があるので、通常の液体ですと同時に流し込むことはできませんが、

生コンクリートはご存知の通り、泥状ですので流し込むタイミングやダンドリを的確に行うことで、

このような高低差のある所でも打設することができるのです。

塗布防水後の現地

塗布防水後の現地

打設が無事終了し、壁部分の型枠も外れました。

この上に土を埋め戻しますので、塗布防水を行った後の画像です。

通常のコンクリートの仕上がりより黒く見えるのは、塗布防水の塗料の色の影響です。

そして、奥に敷いているのはグリ・シートです。

グリ・シートとは、見えない部分の排水に役立つ網の目ようになっているシートです。

このコンクリート面は、中央が最も高く左右に微妙な傾斜があり、雨が降ると水が左右に流れるようになっています。

コンクリートの上に直に土を埋め戻しますと、いつまでも水が抜けずに滞ってしまう場合があります。

そこで、このグリ・シートが役に立ちます。

土を通った雨水が、このグリ・シートを伝って、左右に流れてくれるので、コンクリートと土の接地面に

いつまでも水が滞ることがないようしているのです。

 

グリシートで覆う

グリ・シートで覆う

グリ・シートで覆われました。

 

埋め戻し工事

埋め戻し工事

その上に土を埋め戻します。

 

完成!

完成!

完成しました。

コンクリート面が美しいです。

先ほど、車庫天井と壁を一緒にコンクリート打設するとご説明をしましたが、その効果がこの意匠性を実現するのに

役立っています。

 

同時に打設しなかった場合のイメージ

天井面を打設してから、壁の打設を行うと、このように接合部分がどうしても出来てしまうのです。

これだけのためではないのですが、手間がかかっても、高低差のある部分を同時に打設する必要があったのです。

それでは、完成前と完成後の写真を見比べてみましょう。

工事前後比較

工事前後比較

 

無事に、地下車庫工事が完了いたしました。

 

 

 

 

 

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