いよいよ今年も残り10日となりました。
2週前に工事スタートをお伝えした『地下2階層の家』。
工事が進んでいますので、お知らせしていきましょう。
まずは模型から
石積みの外壁を壊して、地下2階層+地上1階のRC住宅を建てる計画です。
前回お伝えしたのはここまで。
掘削工事が進行してまいりました。
掘り進んでいます。
あともう少し。
当ブログを何度かご覧いただいた方は、いつもの掘削工事との違いに気づいていただけたでしょうか?
この写真は、よりわかりやすい。
初めてご覧頂いた方は、わからないと思います。
さて、それでは過去の現場の掘削完了時の写真を見てみましょう。
はい、正解は、今回の現場では、H鋼と矢板で土留をしていないということなのです。
もう一度、現場写真を見てみましょう。
なぜ、今回はH鋼と矢板で、土留をしていないかというと、この地域の地層がとても固く、
崩壊の危険が少ないからなのです。
濃いグレーに見える地層は岩盤で、その上の茶色い地層部分も硬い地盤であることが、
地盤調査の段階で判明していたので、今回はこのような工法をとっています。
そうは言っても、最上部は柔らかい土で埋め戻されていますので、雨が降ると崩れないとも限りません。
そこで、ビニールシートで覆て、風で飛ばないように木の板を鉄製のピンで固定し、
階段の上から見たところです。
ちょうど3階部分の床の高さから見た感じです。
高さがありますよね。
地鎮祭の時に神主様からいただいた鎮めものを、この土地に埋めます。
工事が無事に進み、お施主様のお家が繁栄しますように・・・。
さて写真の模様は、これから行う捨てコン工事の準備をしている様子です。
捨てコンクリートとは、基礎の底面を平らにし,構造体の位置を決めるために敷くコンクリートのことをいいます。
赤いマークをしているところには、ピンが立っています。
拡大してみてみましょう。
このように上部に緑色の目印があって、そこまでの高さに捨てコンクリートを打設することになっています。
均等にさしておいて、コンクリートを平に打設するための目印にしています。
見にくいので、踏んづけたりしないように、赤く目印をしてあります。
奥の方から打設していきます。人陰に隠れていますが、トンボのような器具で叩いて平らにならしていきます。
最終的には、目印に使ったピンは抜きとります。
工程はこれより基礎工事に移っていいきます。
工事は進みます。
神奈川で鉄筋コンクリート(RC)の
注文住宅を建てるなら、
一級建築士事務所 奥建設・
奥建築設計事務所にお任せください。
鉄筋コンクリートの強度を活かし、
傾斜地を地下室や地下車庫の用途で
有効活用するプランの
実績が豊富です。
神奈川県横浜市戸塚区
矢部町1828-45
TEL:045-392-3061/
FAX:045-392-3062