昨日は寒かった、雨が冷たかった。
冬の雨に濡れると体温を奪われるので、雪の日よりも寒く感じますよね。
こんな日も現場で頑張っている工事関係者の皆さま、本当にお疲れ様でございます。
今日は晴れました!日向はぽかぽか。
来週は昼と夜の長さが同じになる春分です。
どんどん暖かくなっていって、現場もやりやすくなっていくでしょう。
さて、本日は地下室地下車庫のある家@田園調布、前回の根切りの続きから。
まずは復習のために、模型をおさらいしておきましょう。
道路より少し上がっている現地。
奥まで掘り進め、地下車庫と地下室をつくります。
奥側から道路方面を見た写真です。
途中まで掘り、山留めをしながら掘り進めます。
山留めするためのH鋼を打ち込んでいます。長さ6.5m。
写真はないですが、事前に穴を開けてそこに挿入させています。
整然と並びました。ピンクの糸が一直線に並んでいます。
水糸といいます。この段階では、H鋼は固定されていません。グラグラ
この水糸を使って、遊びがある段階で一直線に並べておきます。
この状態でH鋼を固定します。
赤い矢印をご覧ください。
H鋼の頭の部分を固定している部材=アングルといいます。
1直線で並べて、アングルで固定して、その上で矢板をはめるので、
整然と頑丈な山留が出来上がるのです。
大活躍のユンボ。
土をかきだし、矢板をはめ込んでいきます。
壮観ですね、整然と矢板で囲われた山留が出来上がりました。
これはなんでしょう?鎮物=しずめものと読みます。
工事の安全や生活の平和を祈念する地鎮祭の時に神主さまからいただいた鎮めものです。
その土地の神様を、和め鎮めるために捧げるお供え物。
途中に埋めおきます。
山留めが終わると、地盤を締め固めるため砕いた石を敷き、転圧します。(上から圧力をかける)
この工事を砕石地業(さいせきじぎょう)といいます。
この砕石、今回は厚みを100mmで行います。
写真の模様はいわば証拠写真ですね。
砕石で層をつくった後、湿気が上がらないように防水シートで覆います。
土地に工事の位置を記すため、(墨出し)薄めにコンクリートを打設します。捨てコンといいます。
なにやら、赤字で記されています。
墨出しされていますね。
墨だしで示されたとおり、基礎配筋が施工されました。
さあ、これより地下のコンクリート打設工事スタートです。
工事は進みます。
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