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建築ブログ

03.17 | 地下室, 混構造(木造+RC)

地下室のある二世帯住宅@横浜市神奈川区~墨出しまで

『暑さ寒さも彼岸まで』。

本日、3/17は彼岸の入りです。

しあさっては、春分の日ですね、春も折り返しです。

寒さが和らぎましたが、花粉がひどい。

引き続き、気合いを入れてまいりましょう。

 

さて、地下室のある二世帯住宅@横浜市神奈川区、工事が進んでまいりました。

既存の状態から。

 

解体前

 

下の模型のように車庫はオープンにして、地下室を設けるプランで計画中です。

 

模型

今週は、地下の掘削からご紹介しましょう。

 

地下室掘削中

道路と建築地に高低差がありました。

その部分を削って向かって右側を駐車場に、左側を地下室にします。

H鋼がむき出しになっていますが、こちらに矢板を設置します。

 

床付け

きれいに掘削が終了し、山留が完了しました。

工事内容にある『床付け』とは、予定の深さまで掘り進めたら、
正確かつ平滑に仕上げる工事のことです。

 

転圧完了

床付けが終わると、敷石を敷いて転圧で締め固めます。

敷石はクッションの役割を果たし、建物の重さを分散させます。

 

防湿シート設置

湿気が上がってこないように、防湿シートを設置しています。

左手前が地上のグラウンドレベル。

結構な高さがあるように感じますね。

 

捨てコン打設

この段階で、墨だし(工事を進めるための印をつける)を行う、捨てコンを施工します。

手前側と、奥側で段差が高さが違いますね。

勘の言い方はおわかりでしょう。

それではそうでもない方のために、もう一度模型を。

模型

はいこれでお分かりいただけたでしょう。

工事写真奥側が駐車場スペース、手前側が地下室スペースです。

『ん?でも模型では道路とフラットに見えるけど、写真はかなり深く掘っているように見える』

何て気づかれた方は、よくご覧になられている証拠です。

 

その通り、実際かなり深くまで掘り下げています。

この駐車場は、当然ながら建物がありませんので、山留のままにしておく
というわけにはいきません。

擁壁が必要になるんです。

L字型の擁壁です。こんな感じ。

L字擁壁

そのために、かなり深く掘り下げていたわけです。

 

墨だし完了

青く書かれた線。

これが、これから配筋を行うために書かれた墨だしです。

こちらは地下室になります。

 

工事は進みます。

 

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