果物が美味しい季節になりました。
「今の時代、いつだって美味しいんじゃない?」なんていわれそうですし、
その通りなんですが、個人的にはこの季節がいちばんだと思っています。
スーパーの日曜朝市に出かけると、
サンふじりんごに、早生みかん、柿(品種は忘れました)、栃木のにっこり梨、
アメリカ産の種無しで皮ごと食べられるブドウというラインナップ。
柿と早生みかんは在庫があったので、なしとりんごとブドウを購入。
どれも最高に美味しかった。幸せを感じることができました。
そう思うと、四季のない赤道直下の国に住んでいる方は気の毒に思います。
日本人の知らないお楽しみがあるのかもしれませんが。
さて、工事が進捗しております。
「地下室地下車庫のある多層階二世帯住宅」。
前回は、解体したところまでご紹介しておりました。
今回は、擁壁を壊し、H鋼を挿入し、山留を行います。
建駐車が止まっている地盤面から、地上(=人が立っているところ)まで4メートル弱あります。
さらに奥のお宅の擁壁が5メートルほど。
前回ご紹介した通り、新しい擁壁ですので、安息角は無視して建築することが可能です。
この工程では、穴を掘ってH鋼を打ち込む準備をしています。
さて、こちらの写真、何をしているところでしょうか?
平板載荷試験。
これは、道路面とフラットな地下車庫の基礎にあたる部分に穴を掘って行っています。
要は、地下室・地下車庫のコンクリートと建物の重量がいちばんかかるところです。
その地盤が重量を支えるだけの地耐力があるかどうかを確認しています。
事前にスウェーデンサウンディング式試験というもので確認しているのですが、
この段階でさらにテストを行います。
コンクリートの基礎にあたる部分に鉄板を載せて、ご覧の通りユンボ―の重量をかけます。
そのまま、5時間くらい重さをかけて、どれくらい沈んだかによって地耐力を確認します。
無事に問題なく終了いたしました。
山留を行っているところです。
土を削りながら、上から矢板をはめこんでいきます。
一度、全部掘削してから矢板をはめこんでいくと思っている方が多いのですが、
実際には上から順々にはめこんでいくんですね。
全部削ってしまったら、なんかの拍子に崩れないとも限りません。
大変危険です。
「でも上からはめていって、どうやって下に進むんだろう?」
と思われるかもしれませんね。
正解は、この矢板、横幅がH鋼とH鋼の間隔よりも短く、斜めにして入れれば
難なく入るんです。
といっても最後の一枚は結構苦労するのですが。
その模様は機会があれば、この場でご紹介したいと思います。
工事は続きます。
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