急に涼しくなりました。
ここ数日は、眠りやすい夜が続いていますね。
明後日は24節気でいうところの処暑。
暑さが止まるという意味だそうです。
水曜日の最高気温は33℃と予想され、まあ、まだまだ暑い日が続くことになりそうです。
でも峠は越えましたね。
さて、新しい工事が始まりました。
『混構造で建てる 地下2階地上2階建て保育園@川崎市高津区』
今回当社は、混構造住宅の豊富な経験と実績を生かし、施工を担当させていただきます。
まずは現地の様子から。
傾斜地を利用した地下2階地上2階の建物です。
こちらが1階 グランドレベルです。
1階部分も地下2階部分も両方とも接道しています。
地下2階部分はこんな感じ。
古くはRC造の建物が建っていました。
地下部分は、完全に解体が済んでいません。
寄ってみましょう。
はい、この状態で完全に解体してしまうと、危険ですよね。
両サイドの建物をお互いに支えながら建っていたので、全部を撤去すれば両隣の支えがなくなってしまいます。
ですので、山留めの工事を行いながら残りの建物を解体し、地下のRC部分の建築を進めます。
工事着手に伴い、当方で工事用の囲いを設置しました。
いよいよ工事が始まります。
いきなりですが、地耐力が不足する部分の土地を強化します。
赤い紐が出ている部分を柱状改良します。
今回ちょっと特殊なのは、この柱状改良は地下1階部分の地盤改良の為に行います。
『地下2階建てなのに、なぜ地下1階の地盤改良が必要なの?』
と疑問に思った方は、状況をすごくよく理解している方です。
その理由を説明しましょう。
今回の地下2階部分の地盤は固く、地盤改良の必要はありませんでした。
しかし、その途中の地盤は柔らかかったんですね。
図解するとこんな感じ。
断面図イメージ
地上1階は木造ですので、それほど地耐力は求められません。
表層の改良は必要になるかもしれませんが、柱状改良は必要ありません。
地下2階部分はRC造なので、地耐力が求められますが、すぐ下の地盤が固いので、こちらも地盤改良は不要でした。
問題になったのは地下1階部分で地下2階からはみ出して、地盤の上に載る部分。
この部分は地盤改良が必要になったため、先の写真のように一部分ですが柱状改良を行うことになったという分けです。
建築は、その場面場面で、いろいろな対応が求められるんです。
さあ、これより工事スタート。
順次この場でご報告していきたいと思います。
工事は進みます。
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