平成の世も残すところ2週間となりました。
このままアッという間に令和に突入することでしょう。
毎日のお仕事に集中し、気づいたら元号が変わっていた、というくらいでちょうどいいのかもしれません。
働く身としては。
というわけで、RC4階建ての家@川崎、工事が進んでおります。
前回は、地盤を強化して地耐力を高める鋼管杭工事までご紹介していました。
固い地盤まで約36mの杭を打つので、杭を打ち込みながら溶接してつないでいる写真です。
前回はここまでご紹介していました。
これが鋼管杭が固い地盤まで届いたところです。
ここで基礎工事を行うための根切りを行います。
この写真は、所定の位置まで地面の掘削を終えたところ。
鋼管杭が2本ありますが、このままというわけにはいきません。
予定通りほぼちょうどいいところではありますが、厳密にいうと少し長い。
ということで、余計な部分をカットしてちょうどいい長さにするために印をつけています。
白い線がうっすらと見えますね。
この位置が必要十分な高さです。
このちょうどいいところでカットします。
そしてこの鋼管杭は、家を支えるため、基礎の配筋と結合します。
そのために、カットした鋼管杭に、ぶっとい鉄筋を溶接したところです。
最終的にはコンクリートで固められる部分ではありますが、溶接でガッチリ固定します。
まずは鋼管杭の周りからコンクリート打設を行います。
この後、鋼管杭もコンクリートで覆うのですが、そのまま打設すると、36m下から積み上げていかなければなりません。
でも、鋼管杭の内部を全部打設する必要はありません。
真上から見たところです。
コンクリートを打設しても、下まで落下しないように、フックで引っ掛けて、受け皿でコンクリートを受け止め上部だけ固まるようにしています。
この段階では、まだ基礎工事を行っていません。青い断熱材(スタイロフォーム)の下は、墨出しを行う捨てコンが打たれた状態です。
今回はこの上に配筋工事を行い、基礎をつくります。
基礎の下からすっぽり断熱材で覆ってしまおうという作戦です。
配筋のコーナー、中央下部に、先ほどご紹介した鋼管杭に取り付けた鉄筋の一部が見えますね、円状の。
このように基礎の鉄筋とつながり、コンクリート打設工事で固められ、一体のものとなります。
基礎配筋が組まれてきました。
3か所の鋼管杭が見えますね。
今回の鋼管杭=36mというと、ざっと10階建てのビルほどの高さ=深さです。
その先が固い固い地盤にぶつかり、この建物を支えてくれるというわけです。
いかにRC造の建物が強いとはいえ、足元の踏ん張りがきかず、地盤沈下したり、傾いてしまったらどうにもなりませんので。
工事はまだまだ続きます。
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