いよいよ初夏らしくなってまいりました。
季節は二十四節気でいうところの小満(しょうまん)を一昨日迎えました。
陽気が良くなり、色々なものが成長して満ち始めることから小満というんだそうです。
この季節に本格的な梅雨になる前の『走り梅雨』が来て、晴天が数日続き、本格的な梅雨をむかえます。
通年通りだと、本格的な梅雨の訪れまであと2週間。
陽気の良いこの季節だからできることをしっかり済ませておきたいですね。
さて、1か月ぶりのご紹介となりました、RC4階建ての家@川崎市。
前回の更新時、世はまだ平成でした。
基礎の配筋までご紹介していました。
縦に走る配筋の2つの壁の間、上部に2つ、下部左に1つ、四角い穴のように見えるところが地下36mまで届く鋼管杭であることをご紹介しておりました。
実は、今回の工事で、新しい試みがあったのですが、ご紹介が漏れていましたので、配筋工事に着手する前まで巻き戻してみたいと思います。
こちらが、配筋工事をする前の画像です。
この写真でその『新しい試み』がわかる方は恐らくいないでしょう。
ヒントをお出ししましょう。
過去の基礎配筋前、捨てコン完了時の現場写真です。比べてみてください。
これでわかるかな?
正解はこちら。
今回は、規模が大きく基礎工事を行う際の移動距離が大きく広がることから、基礎工事用の足場を設置しています。
これより、基礎の配筋を行い、型枠を設置して、コンクリートを打設、という工程になるのですが、ご覧の通り凹凸もありますし、配筋工事中は鉄筋がむき出しにもなるので、基礎用の足場があると、安全な上移動も楽だし建材置場も作業場所も確保できるので効率がググンとアップするのです。
左奥足場の上に、廃材らしきものが載っているのが見ますでしょ?
工事現場では、運搬の際の養生に使う包装などの廃材も想像以上に出るので置場があるのはとっても便利なのです。
というわけで、この基礎足場の上からコンクリートの打設を行います。
作業のしやすさが一目瞭然ですね。
というわけで基礎のコンクリート打設、型枠解体まで終わり、断熱材を施工し終えたところまでの写真です。
今回はRC外断熱の建物ですので、外側から断熱材を貼っています。
手前側は駐輪場、奥側が住居になります。
こちらの写真は、2台分の駐車場を映したもの。
湿気が上がらないように防湿シートで覆いこの上から配筋を行って、コンクリート打設を行い、駐車場のスラブ(床)をつくります。
断熱材が設置されているこちら側は室内側。
この上に配筋、コンクリート打設を行って、床自体を断熱材の内側として施工します。
床の配筋を終えました。
手前側が駐車場、右奥側うっすらピンクに見えるのが室内側の断熱材が敷かれているところです。
工事はまだまだ続きます。
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