先週、当社のウェブサイトの一部を進化させました。
それまで、建築実例は、注文住宅と、事業用建物とスケルトンリフォームの3カテゴリーで分けていました。
おかげさまで、施工例が増えてまいりまして、注文住宅の中でも特にご要望の多い、二世帯住宅の括りを新たにつくり、同じように事業用建物の中でも施工例の多い賃貸住宅を、事業用建物とは別に括ることにいたしました。
こんな感じ。
というわけで、ご興味のある方は是非ご覧くださいませ。
何事も進化していかないと。
工事現場も進化しております。
その流れで、今日は新兵器をご紹介しましょう。
こちらはこれまでと同じ見慣れた光景。
3階の天井=4階の床と3階の壁面をコンクリート打設工事をするための配筋と型枠を設置したところです。
この内部(3階の空間)がどうなっているかというとこんな感じ。
左右に型枠が設置されているのがお分かりいただけますね。
両側にコンクリートの壁が来る廊下です。
この上は天井になりますからコンクリート打設工事を行うため型枠が設置されているのですが、その型枠を支えるサポートと言われる鉄パイプが障害物のように立っています。
コンクリート打設工事が始まりました。
どんどん生コンを投入していきます。
隙間なく、満遍なく埋めていくとても大事な工程です。
先ほどご覧いただいたサポートの障害物が林立していた3階内部では、生コンが隙間なく型枠内部に行き渡るように、ハンマーで型枠を叩いています。
そもそもコンクリート打設工事の語源は、この型枠を打つ行為から来ているくらい大切な作業。
でも、あの障害物の中の作業では、やりにくいったらありゃしないし、サポートは取り外すのに時間もかかるので、後工程まで作業を保留しなければいけないというデメリットもあります。
ここで新兵器の登場。
おー、見た目も全然違いますね。
黄色くない!銀色に輝く型枠。デッキスラブと言います。
このデッキスラブのメリットはというと、ジャーン!
サポートがいらないんですね。
これで作業もかなりしやすくなりますし、解体する時間も短縮されるので、次の工程への時間短縮にもなります。
並べてみましょう。
全然違うでしょう?
建築現場も進化しています。
とはいっても、設置の手間やコストなどを考えると、現段階で使用しているのは、よりコストパフォーマンスの高い最上階の屋上のみ。
でも、こういう一歩一歩の進化が大切ですよね。
さあ、当現場のコンクリート打設工事もいよいよ大詰め。
工事はまだまだ続きます。
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